4日間滞在したドイツ、ニュルンベルクを離れ
夜行バスで、この旅20ヶ国目となるフランスへ入りました!
今回の訪問先はパリ、2泊だけの滞在です。
ハンガリーの宿で同室だった旅人宅に転がり込んだニュルンベルク。
パリでも、同室だった別の友人に再開できました!
ドミトリーに泊まったら、やっぱ友達いっぱい作っとくべきですね♪
今回のブログは、パリへの移動と安宿情報、
パリ市内中心部の街歩きブログです。
(€1=¥123 2016年12月時点)
€=ユーロ
ニュルンベルク〜パリ市内への移動
ニュルンベルクからの移動は、夜行バスで。
選んだバス会社は、安定のFlixbus。
バスを取り忘れたので、バス停にあった看板の写真ですが(笑)
前回も乗りましたが、ドイツが運営する格安バス会社です。
本数も多く、価格も他社より安いので重宝します。
FlixBusが最安かどうかは時期や路線によるので
バス、電車、飛行機の検索はGoEuroで調べて予約するのがベストかと。
年末の混雑時期だったので、価格はやや高め、そして満席。
席取れてよかったな〜、という感じです。
ただ、かかった金額は年末だからか通常料金の倍近く。
衝撃の€79.5!!
年末の移動が高くつくのは世界共通ですね・・・。
ニュルンベルクからパリまでは10時間ほど。
キレイだけどやや狭いFlixbus、ここはガマンの移動。
20:45にニュルンベルク中央駅そばのNuremberg central terminalを出発。
翌朝7:05にパリのPorte Maillotという地下鉄駅横のターミナルに到着。
…の予定が、30分早い朝6時半に到着してしまいました。
バスに乗ってる時間が長いのもツラいけど、早朝前倒し着もキツイ…。
Porte Maillotから地下鉄でホテルへ移動しました。
チケットは、自動発券機で。
英語表記が選べます。
パリ市内は一律€1.9ですが、滞在日数によってはまとめ買いがお得です。
1日に何度も乗るなら1日券という手もありますが、数日間で何度か乗るなら
10枚セットの回数券がいいんじゃないかと思います。
1枚€1.9ですが、10枚の購入金額は€14.9になります。
さすが国際色豊かなパリ、全ての駅ではないんですが
主要駅で、車内アナウンスが日本語でも流れてビックリ。
それだけ、日本人観光客が多いということなんでしょうね。
パリの安宿
安い日本人宿があるというのも、旅人から聞いてましたが
中心部から遠いので、2泊しかしないので今回はパス。
パリ初日の夜から、日本から来てくれた友人と合流したので、
ドミではなく、今回はツインの安い部屋探し。
ただ、安宿と言っても、ココはパリ。
そしてクリスマス&年末バケーション期間ということで
どこも一杯だし、高いし・・・(泣)
そんな中でも、それなりになんとか許容範囲だったのが
Hotel Royal Mansartというホテル。
パリ9区、モンマルトルエリアに位置するホテルで、地下鉄Blanche駅からすぐの立地。
お値段は、朝食抜きのツインルーム、1泊税込みで1人€27.3。
たぶん、パリでは安い方かな・・・。
年末、空いてただけでよかったのかも。
部屋の写真は、ゴメンナサイ、撮りそびれです。
リンク貼ってますのでそちらからご参照ください。
可も無く、不可も無く。
アメニティはミニマム、ホテルなのでバストイレ付きの個室。
普通のビジネスホテルといった感じでした。
早朝に着いたら、24時間フロント対応のホテルなのに
入口にカギがかかり、ベルを鳴らしても誰も出てこず。
朝社員が出勤してくるまで、極寒の朝のパリに締め出されましたが。
出勤した社員が、同じく外からベルを連打しまくって
やっと宿直のスタッフが起きてくるという・・・
スタッフのレベルにばらつきはありましたが・・・。
ちなみに、最寄りのBlanche駅前には、
パリのキャバレー代表格、ムーラン・ルージュがあります。
ムーラン・ルージュ、日本語訳は「赤い風車」。
その名の通り、大きな風車が回る赤くライトアップされた建物に、
連日多くの人が出入りしてるのが見られました。
私は行ってませんが、興味のある方には徒歩で行ける、立地はいい宿かと思います。
有名な橋だらけ?セーヌ川沿いを歩いてみた
先にパリ入りしていた友人と待ち合わせ、この日の日中は
パリの中心を流れるセーヌ川沿いを、パリの街並を見ながらお散歩。
待ち合わせスタート地点は、ノートルダム大聖堂。
知る人ぞ知る、パリにあるカトリックの大聖堂ですね。
ここはやっぱり有名所、入っておこうと思って行ったんですが。
年末のノートルダム、入口にできた列はこんな感じで・・・
向かって右側が入口なんですが。
そこを起点に、半時計回りにできた広場いっぱいに続く列・・・
最後尾は、どこ?(笑)
もう、見なくていっか。
ということで、あっさり断念して周辺だけぐるっと。
大きすぎて、どこから撮っても全体像が入りきらないですね。
このおっきなステンドグラス、中から見てみたかったな〜。
とは思いますが、ちょっと列長すぎ、私にはムリ(笑)
ノートルダム大聖堂横を流れるセーヌ川沿いを、西へと歩いて行きます。
フランスらしい、石造りの古い建物が川沿いに並んでいます。
正面にかかっているのは、サン・ミシェル橋です。
川沿いの歩道には、お土産物屋さんがずらっと並んでいました。
道路を挟んだ反対側には、サン・ミシェル広場と噴水。
ちょっと脇道に入ってみると、ギャラリーがたくさんありました。
さすが芸術の街、パリだなぁと。
そんな中で見つけた1軒。
その名も「The Smallest Art Gallery in the World」
街角にある小さなギャラリーなんか、世界中どこにでも溢れてるし、
本当か?
と思ったら、どうやら(One of the)Smallest 〜ということのようです…。
世界で最も小さなアートギャラリー…の1つ、ということだそうで(笑)
とはいえ、パリの中では間違いなく1番小さいギャラリーなんだそうです。
気になるギャラリーは、コチラ。
ってゴメンナサイ、もっと引くなり寄るなりすればよかったと(笑)
反射しちゃって規模感わかんないですね・・・。
実際見ると、ちっちゃ!!ってなります。
広さ約1㎡しかないんだそうです。
で、どうでもいいんですが、アートな写真を自分たちでも撮ろうと。
絶対絵になる!とナゼか友人がチョイスしたのは、ただの看板。
ただの看板に、ただのシロウトが寄りかかって、シロウトが写真を撮ると
アートにもコントにもならないということだけが判明。
通りすがりに立ち食いしてるだけの、奥のフレンチのおねーさんのが絵になる。
どうでもいいんですが、何ショットも撮ってあったので1枚日の目を・・・(笑)
で、パリの美しい景色に戻ります。
フランス学士院(国立アカデミー)の前にかかるのは
ポンデザールという橋です。
元は、19世紀初頭にナポレオンの命で架けられた、パリ初の金属製の橋だったそう。
現在かかっているのは、20世紀後半に、老朽化の為架け替えられたものです。
スッキリとした橋ですが、以前は柵に金網があり、
金網フェンスにありがちな恋愛南京錠スポットだったところなんですが。
南京錠の数が膨れ上がり、重みに耐えきれず一部フェンスが崩壊したそうで。
現在は全撤去されています。
有名ドコロの橋にフェンスを作る時は、南京錠の重さ試算が必要なんですね…(笑)
ポンテザールからは、セーヌ川の中州を挟んでかかる橋、ポンヌフが見えます。
中州を挟んで2つかかっていますが、2つ合わせてポンヌフと呼ばれるそうです。
17世紀初頭に架けられた橋で、修復はされているものの
全面改修を行っていない当時のままの橋なのだそうです。
そこからさらにカルーゼル橋
さらに先に見えてくるのはレオポール・セダール・サンゴール橋
以前はソルフェリーノ橋と呼ばれ、ナポレオン3世の命で架けられた橋があったのを
これまた20世紀後半で架け替えたもの。
別に橋マニアとかじゃないんですが。
友人が、あの橋も、この橋も有名なやつ!!というので
気付いたら橋の写真だらけになってました・・・。
それだけ、歴史や何かしらの由来がある橋が多いんですが。
修復ではなく架け替えになっちゃうと、もはや新しい別物の橋ではないかと。
ということで、最後にもう1つだけ、橋。
セーヌ川にかかる橋で、一番豪奢ではないかと思われる有名ドコロ
アレクサンドル3世橋へ向かいます。
橋の向こうに見えているのはエッフェル塔です!
こちらが、アレクサンドル3世橋。
1,900年のパリ万博に合わせて架けられた橋だそうで、美しい街灯が並び
多くの装飾が施されています。
パリで最も美しいとも言われる鉄橋で、柱の上には金の女神とペガサス像が飾られています。
柱に施された彫刻と、上にある女神像はすべてデザインが異なり
それぞれが異なる意味を持っているのだそうです。
なんでか橋巡りツアーになってしまったセーヌ川沿いを離れ
1本道を入れば、そこはシャンゼリゼ通り♪
正面奥にうっすらと見えているのは凱旋門。
もっと夜とかライトアップしてるのかと思ったら、真っ暗でした・・・
シャンゼリゼ通りをしばし歩き、ルーブル美術館に向かいます!
広すぎ!!ルーブル美術館、どう回る?
この日は金曜日。
ルーブル美術館は、18歳未満の場合と、18〜25歳でEU圏在住者は入館無料ですが
毎週金曜日の夜18時以降は、全ての26歳未満が入館無料の対象になります!
ハイ、そうです、26歳未満です。
オーバー30の私には、何の関係もないハナシ。
ただ、友人が26歳未満ということで・・・
いいっすね、若いって。
ということで、私は何ら得することはありませんが
18時以降の入館という制約が付与されてのルーブル巡りと相成りました。
閉館時間も曜日によって異なるのですが、金曜の閉館時間は21:45。
チケット売り場が混んでいたので、3時間ちょっとの滞在です。
そもそも、全部ちゃんと見ようと思ったら丸一日どころでは済まないので
もったいないですが、見どころだけなんとか回ってみることに。
ルーブル美術館の入口。
手前のチケット券売機で入場券を購入します。
券売機の選択言語には、なんと日本語も!
英語ができなくても安心ですね。
一般の入場料は€15です。
超巨大なルーブル美術館、3時間ちょっとで全部を見るのは不可能なので
なんとか見どころだけを落とさず回ろうと、オーディオガイドを€5でレンタル。
こちらも、日本語対応あり。
そしてオーディオガイドに使われていたのは、なんと任天堂DS。
フロアマップ、現在地の表示、展示品の日本語解説の他、
滞在時間に合わせて、見どころを回るためのモデルコースまで入ってました。
時間がないときは、ケチケチせずに€5払ってDS片手に閲覧するのも手かと。
ただ、日本語解説も丁寧に入ってるので、ゆっくり聞いてると時間なくなりますが。
マップがあって、現在地が分かっていても広すぎて迷いかけるルーブル。
時間ないので見どころだけ…という人は、サクサク行きましょう。
ルーブルの特徴、ピラミッド型の内部を抜けて展示室へ入って行きます。
ずらりと並ぶ名画。
美術に疎くても知ってる画家、見たことのある絵画がたくさん展示されています。
何の間とか書くだけでも気の遠くなりそうな展示室の数と、
特徴的な展示室、天井の装飾もすごいです。
展示物見て、展示室も見て・・・とかやってると果てしないです。
もう時間なくてさっぱり見れなかった、古代エジプトの展示コーナー。
初のエジプト文明の展示物に感激しつつも、ダッシュで駆け抜けました・・・。
ということで、ダッシュで駆け抜けつつ押さえた有名ドコロ
サモトラケのニケ
ミロのヴィーナス
ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」
ジャック ルイ ダヴィッド「ナポレオン1世の戴冠」
他にもいくつも見どころは押さえたんですが、見どころだけでいくつあるのか。
キリがないので、この辺で(笑)
もちろん、こちらはちゃんと押さえました。
やっぱり見ておきたい、
レオナルド ダ ヴィンチ「モナ・リザ」
ルーブルに展示された数ある名作の中でも、ダントツの知名度を誇るモナ・リザ。
この写真が撮れるところまで近づくだけでも、大変で・・・。
何と言っても、モナ・リザの前だけこの有様。
これで真ん中くらいかな・・・、最後尾はもっと後ろ。
一番前で、モナ・リザとセルフィー撮ったりする人多発でさっぱり前に進まない。
警備員が必死にとっとと動くように促してましたが。
大迷惑×大ひんしゅくなので、混んでたらヤメましょうね・・・。
ということで、なんとかダッシュで駆け抜けたルーブル。
最後はルーブルのシンボル、ピラミッドの外観を見て終了です。
美術オンチでもゆっくりじっくり見たくなるルーブル。
とにかく広く、きりがないので、ある程度妥協して
事前に見どころチェックをしておくことをおススメします。
長くなってしまったので、初日のパリグルメはまとめて次回ブログで!