【世界一周159日目:ドイツ】ナチスの象徴 ニュルンベルクで歴史を学ぶ

ニュルンベルク滞在2日目。

この日のメインは、タイトル通り

ドイツに来たからには避けて通れない

ナチス時代の歴史を学びに、博物館へと行ってきました。

なんとなくは知っていたものの、

実際に当時の施設で、これまでに見たことの無い数の資料を閲覧し

改めて、その歴史を知ることができたいい機会になりました。

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ナチスを象徴する街 ニュルンベルク

ちょっとマジメな観光ブログになりますが。

美しい旧市街を持つニュルンベルクですが、

この街は、かつてナチスが「帝国党大会の街」として位置付けていた

ナチスプロパガンダの拠点でもあった街です。

そのニュルンベルクへ行ったら、訪れておきたい場所。

それがDokumentations-zentrum(帝国党大会会場文書センター)

(通称Doku-Zentrum/ドク・ツェントルム )です。

第二次世界大戦に勝利した際に、盛大に党大会を開催するため

巨大な党大会施設を建設していたナチス。

最終的に大戦で敗退したため、党大会が開かれることのないまま

建設完了に至らなかった施設ですが、現在もその未完成のままの姿を留めています。

この巨大施設の一角を成す、コングレスハレ(Congress Hall/議事堂)

ドク・ツェントルムとなり、ナチスの資料館として現在解放されています。

ニュルンベルク中央駅から9番のトラムに乗り、

Doku-Zentrum駅で下車するとすぐのところにあります。

入場料は€5で、音声ガイドの機械が借りられるのですが

残念ながら日本語ガイドはありませんので、英語でがんばるしかありません。

とにかくすごい量の展示があるのですが、説明書きが全部ドイツ語なので

英語ガイドを必死に聞き取るしかないという…

歴史の勉強と合わせて、ハードな英語リスニングを経験することになります(笑)

そして、超丁寧で長い英語ガイドが、すごい量の展示に付随しているので

全部聞いて回ると、脳みそが英語漬けになって日が暮れます(笑)

私の場合は、友達が簡潔に説明してくれたのでだいぶ助かりましたが。

かなり広いので、ある程度サクサク行かないと見切れないかも。

ナチスの変遷や進軍の過程、党大会の様子など、膨大な量の写真と共に

詳細な説明が加えられています。

当時の様子が分かる写真や風刺の資料が、これほどまでにたくさん残っていて

開示されていることに驚きました。

当時の諸外国の新聞報道の掲示もあり、各国の反応を窺い知ることもできます。

巨大な広場に集まる人々と、扇動者としてのヒトラーを象徴する写真も。

こちらは当時の党大会施設の航空写真。

議事堂にスタジアム、そして各施設をつなぐ中央の大通り。

いかに盛大に党大会を実施しようとしていたか、ということですね。

現在は美しく再建されたニュルンベルクですが、

戦争当時は壊滅的なダメージを受けていました。

写真だけでなく、多数の動画も流れていました。

ヒトラーが映る動画も数多くあり、その肉声もしっかり残っています。

大戦当時の扇動者の姿を、これだけ保管し、見聞きできる場所があるなんて。

ヒトラーの演説能力の高さは有名ですが、ドイツ語はわからなくても

その力強さと抑揚に、人々を惹き付けるカリスマ性があったことが感じられます。

(ナチスに傾倒とか、右左派云々の話ではなく、単なる映像の迫力についての感想です。念のため。)

大戦後、戦犯を裁いたニュルンベルク裁判の映像も見ることができます。

この他、ユダヤ人の虐殺についての資料や映像もあったんですが。

友人があまり見たくないということで、資料だけざっくり見て通過。

戦争に関しての学校教育をしっかり受けているドイツ人。

カリキュラムの一環で、収容所の見学等もしているという話。

どうやって虐殺したか、教わるだけでなく

実際に施設内で、虐殺時と同じ体勢を取らされるなど

「体感」をしなければならない機会もあったということで。

その残虐さが、子供の頃にかなりのインパクトを残していて

見ると吐き気がすると、半ばトラウマ的体験になっているようでした。

日本の学校では考えられない体験ですね・・・。

そして、内部の展示部分を通過して外へ。

未完成のままとなっている、コングレスハレの内側部分を見ることができます。

とにかく巨大な施設、当時のナチスの権力の象徴ともいえる施設でした。

この施設を保存し、情報を開示することで

ドイツ人の戦争体験を引き継いでいるんだなと。

日本にも戦争博物館はいくつもありますが

原爆や沖縄戦、海軍などにフォーカスした施設が多いですよね。

友人は、ある程度開示はしているけれど

ドイツにはまだ隠蔽している部分もあると思うよ、と言っていましたが。

戦争へと突入していく経緯と、戦時中に受けた被害と与えた危害、戦犯裁判まで

ナチスが行ったこと全体を開示している点は、

日本が戦争を考えるに当たっても、学ぶべきところが多いのではないかと思います。

現在のドイツに根付いている歴史・文化を理解する上でも

訪れておくべき場所ではないかと思います。

友人おススメランチのお店は・・・

と、いうことで、歴史のお勉強をした後は

再びニュルンベルク中央駅へ戻ってランチへ。

ランチのお店は友達にお任せ。

前回のブログにも書きましたが

個人差はあれど、

ドイツ人はあまりドイツ料理を食べない。

「昨日ドイツ料理食べたし、違うのでもいいよね?」

と、連れてきてくれたのは、

メキシカンタコスのお店。

うん、ヘルシーでいいんじゃないでしょうか(笑)

この旅初となるメキシコ料理はドイツにて・・・。

辛いものが食べられないドイツ人。

一応チリソースがあったので、「辛くして」って言ったけど

やっぱり全然辛くなかった(笑)

ファストフードなので、2個セットで€6と価格もお手頃。

ドイツの大きめサイズではなく、野菜たっぷりちょうどいいサイズ。

まさかのドイツで、健康食生活。

お肉ごてごてからの、ちょっとデトックスでいいカンジです(笑)

ニュルンベルクの街歩き

午前中のお勉強の後は、ゆったり旧市街のお散歩。

ちょっとお天気は悪いですが・・・

前日も少し歩いたペグニッツ川沿い、お昼の景色を満喫します。

川にかかる美しい建物、こちらイメージと相反し、監獄だった建物だそうで。

かかっている吊り橋は、ケッテン橋。

こちらは、橋からの眺め。

街中は、昔ながらのドイツ建築の建物が並びます。

雰囲気あっていいですね。

第二次対戦でほぼ全壊してしまったニュルンベルクの街。

建物の大半は戦後に再建されたものですが、

昔の街並をそのまま復興させて、景観を守ってるのが素晴らしいですよね。

この、隣の建物がぴったりくっついた建築方式。

地震大国日本では考えられない造りではありますが。

ドイツは地震のない国ですからね。

友達も1度も経験したことないと言ってましたし。

地震がないのは分かりますが

「コレ、火事になったらど〜すんの?」

って聞いたところ

「ど〜すんだろうね〜・・・??」

って言ってました・・・。

実際、ど〜なんでしょうね??

そんな会話をしつつ街を抜けて、旧市街のメインエリアへ。

ニュルンベルク城にやってきました。

元々は9世紀頃から存在した歴史ある建物だったようですが

こちらも第二次大戦で破壊されていますので

戦後に、以前の形に再建したものです。

坂道を登った丘の上にあるので、ニュルンベルクの街を見渡すことができます。

ニュルンベルク城は大きく2つのパートから成り立っていますが

こちらは、カイザーブルクというかつてローマ皇帝が居城にしていたエリアです。

ぐるっとお城の周りを散歩して、再び坂を下り

ハウプト広場(中央広場)へ。

クリスマス前に来ていたら、大きなマーケットがやっていた場所ですが。

ニューイヤーまでマーケットをやってる国も多い中で

ドイツのクリスマスマーケットは、23日頃まででほぼおしまい。

年末に行っても、マーケットをやっていた小屋が残っているだけでした。

広場には、美しの泉と呼ばれる噴水があります。

噴水といっても、実際に水が出ている訳ではないんですが。

戦火から、コンクリートで覆って倒壊を防いだという

歴史ある建造物だそうです。

この泉の周りに張り巡らされた柵に

金と黒の環がそれぞれ1つずつはめこまれていて

金の環を回すと幸運が訪れる、という言い伝えがあるそう。

結構高い位置にあるんですが、みんな一生懸命触りに行ってました。

ニュルンベルクの市内ブラブラは、この日はこんな感じで。

最終日にもう少しまわります。

ドイツのスーパー&ディナー

街ぶらの後は、夕飯の買い出しにスーパーへ。

先にも何度も書きましたが、

思った程ドイツ料理を食べないドイツ人。

スーパーにも何度か足を運びましたが、

そんなに、ドイツのコレが!!って言う程

目を引く食材がない、というのが正直なトコロ・・・。

ドイツ料理に使う云々より、色んな国の料理を作るので

アジア料理とか、メキシコ料理なんかの材料は、逆に豊富な品揃え。

日本食材を探すのは、全然難しくないです。

もちろん、バリエーションに限りはありますが。

友達は週1で寿司食べてるって言ってましたし(笑)

寿司ブームなので、海苔とかお酢、ワサビにガリ辺りはメジャー品。

エスニックも、日本より食材揃いやすいイメージです。

そんな感じで、なんでも売ってるドイツのスーパー。

野菜も豊富で、健康思考からかBIO(オーガニック)もよく見られます。

経済水準的には日本と近い印象を受けたドイツですが

市場全体の物価に対して、食品の物価は日本より割安なイメージです。

BIOだともちろん多少割高ですが

オーガニックと謳った瞬間にバカ高い値段設定をする日本に比べると

安く健康に色々食べられるのはドイツだろうなと。

ドイツらしい景色といえば

やっぱり積み上がったビールの山でしょうか。

ビール、日本より安いです。

そして種類が豊富でうれしい♪

ドイツでワインというと、日本だとデザートワインのアイスワインが有名ですが

実は色々種類を持っています。

丸いボトルのこちらのワイン、日本ではあんまり見かけませんね。

これらは全部ドイツ産。

お肉系の食材は、やっぱり豊富、そして美味しくて手軽。

加工品もありますが、大きめスーパーには大体精肉コーナーがあって

フレッシュなお肉やBIOソーセージなんかが買えます。

チーズは、日本より安く品揃えも豊富ですが

ドイツのチーズももちろんあるんですが、

フランスやスイス、イタリアなど近隣諸国からの輸入品が多い印象。

パンはもちろん豊富なんですが

結構みんなパン屋さんでちゃんと買うので、パッケージング商品は少なめ。

で、そんなスーパーで買い出しして、友人が作ってくれたディナーは

もちろんドイツ料理ではなく(笑)

大量のワカモレ(笑)

単純に友達がハマっていたというだけなんですが。

アボカド4つにチーズを大量投下して作ってくれたオリジナル。

で、一緒に食べたのは、こちらのパン。

パン屋で買う人が多いって書いたばっかりですが。

こちらのパン、なんと冷凍食品でした。

ドイツの家庭には、どこでもオーブンがあるので

冷凍パンをオーブンに入れてこんがり焼いてました。

これ、ちゃんとパン屋さんで買った感じの香ばしさがあって

ちょっと驚きの品でした。

ということで、この日はお家でヘルシー大量アボカドディナーでした。

ドイツのカラオケに初潜入

夕飯を終えて、軽く飲みに外へ。

海外で有名な日本文化の1つ、それはカラオケ

「ドイツのカラオケ、どんなのか見せてあげるよ〜」

と、連れて行ってもらいました。

ドイツでの主流は、カラオケBOXではなくカラオケバー

ドイツだけじゃなく、この方式が主流のところ、多いんですが。

初潜入したドイツのカラオケ、店内はこんな感じでした。

普通のバーの、真ん中にステージがあって。

自分のリクエスト曲が入ったら、ステージに行って歌う、というもの。

日本のスナックみたいなもんですかね(笑)

スナックとちょっと違うのは、

知っている曲が流れていれば、一緒に大合唱してよし

という点でしょうか。

そして、ケースバイケースだとも思いますが

ステージに乱入してマイク争奪戦やってもよさそうな感じ(笑)

有名曲が流れると、ステージ上でマはイクを譲り合って大熱唱。

そして店内のお客さんもみんなで大合唱。

空いてるスペースでは、別のお客さんが踊り狂う、と(笑)

「日本人から見て、この図どう?

 クレイジーな酔っ払いドイツ人が集まって

 狂ったように歌ってる奇妙な空間って思うでしょwww」

と、ケラケラ笑いながら話してくれました。

奇妙ってことはなかったですけどね。

むしろ盛り上がってていいんじゃないかと思いますけど。

熱狂ぶりがスゴいなとは思いました(笑)

ドイツというか、海外スタンダードはむしろこっちで。

BOXに入って身内だけで歌うのが主流だというと

「やっぱり日本人てシャイだよね」とよく言われましたが。

楽しくオープンにみんなで合唱できる文化、

どこ行ってもライブハウスみたいで、コレはこれでいいと思いますけどね。

そんな熱狂カラオケを後にし、もういっちょクラブにも潜入。

こっちは、日本とそんなにギャップなし。

みんな瓶ビール浴びる程飲んでるな、というくらいでしょうか(笑)

なんでか壁のモニターに

ストリートファイターが流れてました。

こっちのが、クラブそのものより印象的。

そんなこんな、ゆるい民泊ニュルンベルク2日目は終了。

次回ももう少しニュルンベルクです!

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