日本ではめずらしい西アジア、アフガニスタン料理を食べることができる
東中野にあるPAO Caravan Saraiをご紹介。
多くの国と国境を接する多民族国家のアフガニスタン。
トルコのマントウや、ウイグルのラグマンなど
周辺諸国の料理との共通点が多い、バラエティ豊かな食文化です。
羊、野菜、ヨーグルトとスパイスが中心で、主食としてはナンやピラウ(炊き込みご飯)などが食べられています。
今回は「孤独のグルメ」に出てきたことでも有名なこちらのお店で
シルクロードの食文化に触れられるアフガニスタン料理を堪能しました♪
トルクメン絨毯のお座敷でまったり
東中野駅から徒歩1分、駅近のちょっと不思議な感じの入口のお店です。
入口には富士山の看板。
メニュー看板がないと、何のお店かパッと見わからないですね(笑)
中へ入ると、一気に中東アジアの雰囲気の内装に。
ダイニングテーブルの席もありますが、
ほとんどがトルクメンの絨毯に座るお座敷スタイルです。
今回はお座敷席でまったりしました!
絨毯だけでなく、壁にもアフガニスタンで使われる調理器具や
小物類がかかっていて、ステキな雰囲気です。
ちなみに、お店は分煙です。
お座敷席は禁煙(出入口脇で喫煙可)、ダイニングテーブル席は喫煙可のようです。
バラエティ豊かなアフガン料理♪
まずは前菜、サラダから。
蒸し鶏とシャンツァイのサラダ ¥880
アフガニスタンでよく食べられる生野菜。
シャンツァイは南部の方で生産されているのだそう。
こちらのサラダは、想像通りのお味。
シャンツァイの香りを楽しめるサッパリサラダです。
次は遊牧民定番の羊の串焼き。
カバブ(羊の串焼き)¥300
シンプルですが、臭みも少なくて食べやすいです。
写真ではわかりにくいですが、長~い串にささって大き目サイズで出てきます。
まだまだいきます、羊料理。
ラムロースのたたき ¥880
新鮮なラムを仕入れてるお店ならではのメニューですね。
レアなお肉好きにはたまりません♪
続いて、マントウ。
アフガンマントウ(羊肉の蒸し餃子) ¥480
トルコのマントウにそっくりです。
モチモチの皮でジューシーなマントウに、ヨーグルトとトマトの酸味が絶妙。
日本人にはあまりなじみのない食べ合わせですが、とっても食べやすいです。
今日のお目当て1つ目、ラグマン。
ラグマン M¥850 / L¥1,000
ウズベキスタンやウイグルでもおなじみのお料理です。
小麦麺にお肉のうまみと唐辛子の辛さ、トマトの酸味とシャンツァイのさわやかさ。
クセになります、とってもおいしい♪
お次はお野菜&ナン。
サブジ(野菜のカラヒィ)¥980
スパイスのきいたサブジ、カリフラワーの食感がgoodです。
ナンは、日本のインド料理によくあるフワフワで甘くてバターが塗ってある感じではなく
薄めで香ばしくて、中はちょっともちっとしています。
オナカにたまりすぎず、サブジがどんどん進みます!
お店オススメのカラヒィ。
パシュトゥン・カラヒィ ¥2,900
アフガニスタンなどの地域で代表的な鉄鍋料理、カラヒィ。
骨付きラムのぶつ切りがゴロっと入った豪快なお料理です。
お肉もソースもおいしい!
こちらもナンと一緒にいただきます。
大き目サイズなので、大人数で頼みたい一品です。
中東・アジアのお酒も色々
めずらしいお酒も置いてあります。
定番どころは乳酒だと思うのですが、飲んだことがあったので
今回は初めて挑戦「ウゾ」というお酒をオーダーしてみました。
ウゾ ソーダ割¥650 / ショット¥600
ギリシャのお酒で、アニスの香りのするリキュールです。
40℃、とのことでしたので、キケンなショットは回避してソーダ割りにしました。
ふわっと香る独特なハーブリキュール、ここのお料理には合うと思います。
ハーブリキュールが得意な方は是非トライしてみてください。
クセのあるお酒なので、好き好きかな、とは思います。
ソーダで割ってもそこそこキツめです(笑)
アジア料理でもヨーロッパ料理でもない、中東・西アジアのお料理を満喫しました!
どれも食べやすく、とてもおいしかったです。
シルクロード旅気分で是非1度利用してみてはいかがでしょうか?
【PAO Caravan Sarai 】
住所:東京都中野区東中野2-25-6 1F
TEL:03-3371-3750
営業時間:
月~土 17:00~24:00(L.O.22:45、ドリンクL.O.23:30)
日・祝日 17:00~23:00(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
URL:http://www.paoco.jp/caravan/index.html
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