【世界一周160日目:ドイツ】世界遺産の街 古都バンベルクで燻製ビール♪

ニュルンベルク滞在3日目。

 

この日は、ニュルンベルクから少し足を伸ばして郊外へ。

 

泊めてもらっていたドイツ人の友人にアテンドしてもらって

電車に乗ってバンベルク(Bamberg)という街まで行ってきました。

 

世界遺産に登録されている旧市街があり、

そして、なんといってもビールの街でもあります♪

 

 

ドイツに来てからあんまりドイツ料理食べてませんでしたが

今回はドイツビール&グルメもご紹介します!

 

 

(€1=¥123 2016年12月時点)

   €=ユーロ 

 

 

 

バンベルクのCuteな旧市街!

バンベルクの街は、ニュルンベルクから北へ60kmほどのところにあります。

電車で約50分の距離。

 

ニュルンベルク中央駅から、ドイツ初めての電車移動です。

人や街の仕組みなど、何かときっちりのドイツですが…

なんでか、電車の時間はややルーズ。

 

友人曰く、時間通りに来ることなんかまずないと(笑)

 

動きはルーズかもしれませんが、車内の清掃は行き届いていて

とてもキレイで快適です。

電車のチケットは、車内で車掌さんが・・・

回ってくることもあれば、こないこともあります。

 

持ってないと、かなりの区間分の運賃を請求されるそうなので

ちゃんと購入して乗りましょう。(当然ですね)

 

バンベルクまでは、往復で€31でした。

時刻表はドイツ鉄道Deutsche Bahnのサイトで確認できます。

 

サイトから予約もできますが、駅の自動券売機でも簡単に買えます。

 

 

ということで、到着しましたバンベルク!

プチトリップをするに当たって、友達がいくつか候補を挙げてくれて。

バンベルクはCute!Cute!!と言うので、ここに来ることにしたんですが(笑)

 

古い建物がたくさん立ち並ぶ、可愛らしい街でした♪

 

 

ドイツには、ドイツ建築の建物で形成されている

雰囲気ある街並がたくさんありますが、

その大半が、大戦下で崩壊、消失して再建されています。

 

前回ブログでも書きましたが、ニュルンベルクも然り、ですね。

 

 

そんなドイツにあって、戦火を免れ、当時の街並が残っているのがここバンベルク。

世界遺産にも登録された、昔のままの姿が見れる貴重な街なんです。

 

 

オーベレブリュッケという橋を渡って、旧市街へ入って行きます。

正面に見えているのは、旧市庁舎です。

 

 

壁面にバロック様式のフレスコ画が描かれているのですが

描かれた天使の体の一部が立体になっている、ちょっと遊びゴコロのある建物でした。

 

 

お隣にもう1つガイヤースヴェルトシュテクという橋があって、

そこから旧市庁舎を見ると、こんな風に立体に突き出ているのが分かります。

 

 

この街のシンボルとも呼べる場所です。

 

 

川を渡ると、昔ながらのドイツの街並が続きます。

 

 

川沿いの景色はこんな感じでした。

建物に船着き場があって、そこから直接乗り降りできるようになっていました。

 

 

街の景色に溶け込んだ、カワイイ色の建物ではあるんですが

友人曰く、こちら刑務所なんだとか。

よくよく見れば、窓には鉄格子。景色に馴染んでて気付きませんでした…。

 

 

ドイツらしい木枠の建物などが経つ旧市街を進み

 

 

バンベルク大聖堂(Bamberger Dom)に行ってみました。

外観は残念ながら改修中でしたが。

 

別角度からはこんな感じです。

11世紀に建てられたものですが、一度焼失しており

現在の建物は13世紀に再建されたものということです。

 

4つの塔が印象的な、ロマネスクからゴシック様式への移行期の建物です。

 

 

聖堂内部はしっかりとした石造り。

シンプルで窓も小さく、重厚感のある造りになっていました。

 

地下聖堂ものぞくことは出来たんですが、ここから先は立ち入れませんでした。

 

 

外へ出ると、大聖堂横にローズガーデンがあったのですが

まぁ・・・季節外れですからね・・・。

 

 

ドイツ、ホントキレイなんですけどね。

友人にも、なんでこんな季節に来たの(笑)って言われましたが。

緑も花もなく、連日曇り空なのがなんとも残念。

 

明るくキレイなドイツを見るなら、やっぱり春か秋ですね〜。

 

 

ということで、花のない庭をスルーして先へ。

こちらは聖ミヒャエル修道院(Kloster Michelsberg)。

内部は、残念ながら改修工事の為入ることができず。

 

 

ただ、丘の上に建っているので、

ここからバンベルクの市街を一望することができます!

オレンジの屋根が続く旧市街。

 

 

バンベルク大聖堂も見えます。

 

 

緑があって晴れてたら、ホントにいいところだろうなぁと・・・

ぐるっと旧市街を歩いた後は、ランチへ〜!

 

 

バンベルク名物「燻製ビール」&郷土料理ランチ

バンベルクに来たら、旧市街観光と合わせて外せないのが

何と言ってもバンベルク名物のビール♪

 

 

ドイツなんだから、そりゃどこ行ってもビールは豊富なんですが

バンベルクのビールは、ちょっと変わった「燻製ビール」

 

 

ラオホビア(Rauchbier)と呼ばれるビールで

ラオホ(Rauch)は煙のことを指します。

 

その名の通りですが、燻製した麦芽を使って作られる、スモーキーなビール。

 

この地で古くから作られるビールで、10ある醸造所の中から

今回ランチに選んだのは、Schlenkerlaという醸造所直営のレストラン。

15世紀から続く老舗醸造所です!

海外観光客よりも、ドイツ人の方がかなり多かった印象です。

とにかく人気のようで、お店はかなり混んでました。

 

 

なので、食事をせずにビールだけ…という人たちが

グラスを片手にお店の前で飲んでいるという(笑)

ドイツ人、本当に思ってたより陽気な人が多くて・・・

ま、美味しいビール飲んでればみんなゴキゲンですかね(笑)

うまいよ〜!と笑顔で話してくれました。

 

 

2人だったので、相席ではあったものの、なんとか席を確保。

お店の雰囲気もいいカンジです。

 

 

ということで、早速ラオホビアで乾杯♪(€3.1)

相席の人もみんな同じオーダー。

テーブルにこんなに黒ビールが並んでる図もなかなかレアかも。

 

 

お味の程は、とにかくスモーキーなどっしり系です。

燻製の香りは、想像以上に強烈でした。

苦みは思った程強くないですが、香りと濃厚さのインパクトがなかなか。

 

好みはおそらく分かれるところだと思いますが、

燻製好き、濃いめ好きにはハマること間違いナシのビール♪

 

 

ちなみにコチラ、Urbockという期間限定のフルボディビール

10〜11月にかけて樽から出され、

12月〜1月初旬にかけて直営レストランで提供されます

 

 

上のUrbockは期間限定ですが、もちろん通年で飲めるラオホビアもあります。

こちらは、2杯目オーダーのメルツェン(Märzen)。

こちらもかなりスモーキーではあるんですが、ややライトでマイルド。

Urbockに比べて飲みやすい感じです。

 

…とは言っても、こちらももちろん強烈な燻製の香りがします。

 

 

そんな絶品燻製ビールを片手に、頼んだドイツ料理はGoose!

グース、ガチョウです!(€13)

メニューで、ドイツならではの郷土料理はどれか友人に教えてもらって

その中からチョイスした一品。

 

 

日本ではなかなかガチョウ食べられないですからね。

しっかり目のお肉に、大っきなポテトダンプリングが付いた

ドイツらしいお料理。

 

 

これまたしっかりなビールとの相性は、言うまでもなくバツグンです♪

 

 

セットで付いてきたのはレッドキャベツ

日本だと、白キャベツを酸っぱくマリネしたザワークラウトがメジャーですが

ドイツではマイルドなレッドキャベツが付け合わせに出ることも多かったです。

 

 

ちなみに友人が頼んだのはグーラッシュスープ(€4.2)

ハンガリーのグヤーシュと同じ料理ですが、ドイツのはあまりパプリカの赤が濃くなく、

とろみがあってマイルドなビーフシチューという感じ。

 

 

メインで頼んでたのは…

何だったんだろう?

こちらは味見もせずだったんで、なんだかわからず写真だけ。

 

 

 

特徴ありまくりな地ビールを片手に、たっぷりドイツ料理も食べれた満足ランチ。

バンベルクに来たら、ゼヒ一度はラオホビア!お忘れなく!!

 

 

ドイツでまさかのジョージア料理

ランチはドイツ料理でしたが、

やっぱりドイツ人の友人がドイツ料理をあまり食べないので。

 

 

泊めてもらっていた家のルームメイトが、ジョージア人で。

ちょっと前に帰省していたということで、まさかのドイツで再開しました

幸せジョージアチーズ♪

ということで、この日のディナーはドイツのお宅でジョージア家庭料理(笑)

 

 

愛すべきジョージア料理に、こんなところで再開できるとは。

日本にもジョージア料理、もっと増えたらいいのにと思う今日この頃。

 

 

登場したのは、巨大なナス。

中をくりぬいて、どーんとオーブンに入れちゃいます。

 

 

ヨーロッパは、大ぶりの新鮮野菜が色々安く手に入って、

賃貸だろうとなんだろうと、必ずオーブンがあってうらやましい限り。

 

 

巨大なナスに、ひき肉と野菜をたっぷり詰めて

ジョージアのチーズをたっぷり乗せて焼いてくれました♪

トロトロナスと、ジョージアのちょっと酸味あるチーズが幸せな一品。

 

 

ディナーはジョージア料理ですが、合わせるのはドイツビール

・・・かと思いきや、Tyskieというポーランドビールでした。

こちらも思いがけず、初のポーランドビール。

お昼のがっつり燻製ビールとは打って変わって、スッキリ辛口ビールでした。

 

 

右側のボトルは、先日ブログにも書いた

ビールをコーラで割ったドイツのビアカクテル。

 

 

既に割ったものも売ってるんですね〜。

個人的には、割るならやっぱりコーラよりジンジャーエールが…

と思ってしまうんですが(笑)

 

 

そんなこんな、料理はドイツ食薄めなニュルンベルク滞在でしたが

次回が最終日、もうちょっとドイツ料理食べて出国します!

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