ネパール2日目です。
この日はルンビニの街をぐるっと回ります。
小さな街なので、半日かけて観光して
夕方には、ナイトバスでカトマンズに移動します!
(1ネパールRs=¥0.93 2016年8月現在 です。)
ネパール料理 ダルバートランチ♪
いきなりランチですみません(笑)
午前中は、夕方移動のバスを予約したりしながら
まったり過ごして早めのランチタイム。
少し歩いてみたのですが、田舎町ルンビニ
一歩外に出ると、な〜んにもありません。
宿を取っていたルンビニ・バザール通り沿いに
いくつかレストランがあるので、適当に入ってみました。
ゲストハウスを併設する、LOTUS Restaurant というところです。
ネパールに入ったからには、とりあえず食べておきたい
代表料理、ダルバート!!
北インドの「ターリー」や、南インドの「ミールス」と
意味的には同じ、いわゆる「定食」です。
ワンプレートにスープ、カレー、ライス、ピクルスなどが乗ってくる料理ですね。
ネパールでは、ダル(豆)のスープとバート(ライス)をベースに
タルカリ(おかず)とアチャール(ピクルス)などがセットになっています。
日本では食べられないBuff(水牛)を多用するネパール。
せっかくなので、Buffのダルバートを!
・・・と思ったら、ノンベジは今チキンしかない、と(笑)
ですよね〜・・・。
で、オーダーしましたチキンダルバート!
南インドやスリランカに近い、サラサラカレー!
スパイシーだけど、激辛ではなくマイルドな感じ。
クミンがたっぷり入ってます♪
当然、ごはん進みます〜!!
ノンベジ!と思ってチキンを頼みましたが
ダルが一番美味しかったな(笑)
そして、こんなにたくさんダヒ(ヨーグルト)が付いてくるとは知らず
バナナラッシーを頼んでしまった・・・
ヨーグルト被り ミスチョイス!!(笑)
オナカに、たまるたまる・・・
ダルバート300ルピー、バナナラッシー125ルピーでした。
さて、消費しに出かけます!
自転車、借りてみました!
雨季で、ここしばらく天気が悪かったようなのですが
ありがたいことに、今回も晴れました!
リクシャーで回ろうと思っていたんですが
通りまで出ても、全っ然いない・・・
回ってみて分かりましたが、
聖園の前にたくさんリクシャー停まっていました。
先に聖園を見て、リクシャーに乗るのが王道なんですかね〜?
ルンビニ・バザールから聖園はすぐなんですが、
遠い方から順に見て戻ってこようと思っていた私。
またしても王道ルートを外れたようで・・・。
いつも気付くと、裏門とか参道の脇とかから入っちゃってたりするんですよね・・・(笑)
そんなこんな、リクシャーが捕まらないと思った私。
たくさんレンタルサイクル屋さんがあったのでのぞいてみました。
カゴに「15ルピー」の表示。
え!安っっ!!
と思って、入ってみました。
夕方まで借りたい、と伝えると
250ルピーね!!
と。
いやいや、どうしたらそうなるの。
いい自転車だから! という店員。
そんなに高いんだったらやめる! と私。
すると
わかった・・・150ルピーでいいよ・・・。 と店員。
15って書いてあるじゃん!
というと、ゼロが取れただけだ、とか・・・
まぁ、普通に考えて、15ルピーで借りられるなんてことは
あり得ない気はしたんですけどね・・・。
150ルピーでも高いと渋っていると
この辺りのレンタルサイクルは、
一律150ルピーだからこれ以上は下げられない、と。
最初、250ルピーって言いませんでしたっけ?(怒)
みなさん、250とかで借りちゃダメですよ。
で、店員が用意してくれた「とてもいい自転車」
これが今日の私の足、Moko号だっ!!
まぁかわいい!ピンクのママチャリ(笑)。
サビサビでパーツが無いので、サドルの高さが変えられません・・・
それでも、一応ブレーキはちゃんと効くし
あぜ道仕様か、タイヤは溝の深いしっかりしたものがついてました。
これで、ルンビニのガタガタ道を疾走します!
まだまだ観光地化準備中?
ルンビニの街は、ブッダ誕生の地として世界遺産に登録されていて
ブッダ誕生したとされる場所に建つマーヤー聖堂から
北側に向かって各国の仏教寺院や博物館が建てられています。
とりあえず聖園は後で見るとして
日本人たるもの、日本の寺へ!
・・・ということで(笑)
寺院群の一番北側にある、日本山妙法寺目指して
まずは3キロほど走りました。
デコボコ道を走り抜けた先に、ありました!
大きな真っ白のストゥーパ!
登ってみました。
こんなこと言ったらバチ当たりかもですが・・・
なんか、「やぁ!」って感じの愛らしいポージング(笑)
上から見下ろす景色。
見えている方角に、たくさんの寺院が点在しています。
それにしても・・・
暑い・・・
ここから寺院群を見に行くのですが・・・
早くも、炎天下でバテてきました・・・。
地球の歩き方先生が、
「暑いので朝早くの観光がオススメ」と言ってくれていたのに・・・
昼過ぎ酷暑、あえなく寺院群手前でダウン。
食堂の前で、イスを借りて小休止。
冷たい水を・・・と思ったのですが、
出てきたのはぬるいペットボトル。
もっと冷たいのない?と聞くと
昨日から電気きてないから、冷えてないんだよね。と・・・
さすがネパール、電力事情はなかなか厳しい。
ぬるま湯で水分補給しながら、しばし休憩。
目の前には、ルンビニ博物館。
今回は入るのやめちゃいましたが。
体力が回復したところで、再出発。
熱中症防止のため、日傘片手にガタガタ道を自転車ドライブ。
昔培ったチャリンコドラテク、まだまだ捨てたもんじゃなかった(笑)
寺院群は、水路を挟むように点在しています。
観光地化しようとしているのか、どうなのか。
水路の周りは、タイル舗装が途中で途切れたり
あちらこちらで整備中。
なかなか自転車には厳しい道のりです。
それでも、見えてきました、寺院群。
いっぱいありすぎて、どれがどれだか探すのが大変ですが。
オーストラリア寺に入って行く人たちがいたので
ついて行ってみようと自転車を停めました。
すると、隣に停まっていたアヤシいリクシャーのドライバー。
私が離れたところで、自転車のカギをいじりだしました。
ほんと
油断もスキもない(怒)
追い払っても、離れるとまた自転車に近づいてくるので
お寺に入るのを断念。
色んな寺院の外観だけ巡りながら、聖園を目指しました・・・。
いよいよブッダ生誕の場所へ!
寺院群を抜け、マーヤー聖堂までやってきました。
入口には、先ほどと同じポーズの誕生仏像が建っています。
奥の聖堂に向かって、自転車を停めて歩きます。
聖堂の手前で入場料200ルピーを支払い、靴を預け、
手荷物チェックを受けて中へ入ります。
こちらも、足下のタイルが熱いので・・・
午前中に見ておくことをオススメします(泣)
遺跡が保存されている、真っ白な聖堂と
その横に建つ、アショーカ王が建てたとされる石柱。
聖堂の周りには、昔存在していた聖堂の礎石も残っています。
建物内部は撮影禁止。
ブッダが誕生したとされる場所と、遺跡を見ることができます。
建物の裏には、ブッダ生誕後に産湯として使われたという池があります。
その先には、大きな菩提樹と、お坊さんたち。
タルチョと呼ばれる、お経が書いてある5色の旗が
たくさんはためいています。
菩提樹の下で、しばしのんびり。
風が涼しくて気持ちいい♪
ちょっと休憩して、ネパール寺へ。
お布施×お布施のネパール寺・・・
聖堂のすぐ横に、ネパール最古の寺とされる
ネパール寺があります。
聖堂を出て歩いていると、お坊さんが声をかけてきました。
一緒にお寺に入ってみます。
ゆっくりしていきなさい、とお坊さんたち。
すると、たぶんえらいお坊さんだと思われる人がやってきて
ストゥーパの横に連れて行かれ・・・
ココに仏がいて・・・
ほら、ここがお布施を入れる場所だ。
ドルは持ってないのか?
円でもいいぞ?
と・・・。
・・・え?
外貨欲しいだけですか・・・??
いい!もう行くから!と私。
すると、別のお坊さんが
私の手にタコ紐を、多分短い念仏とともに巻いてきました。
仏教寺院に行くと、時々見かけますが。
いらないと言っても、いいから、と。
で
結局、またお布施(円でくれと)。
どうなってるんだか・・・。
持ってないと言い放ち、撤退。
実際どっちも持ってないし。
そんなこんな、ルンビニサイクリングは終了です。
微妙なしめくくりにはなっちゃいましたが
のんびり観光するには、いいところだと思います!
再度ですが、朝と夕方に回るのがオススメですよ!(笑)
ウワサ通りの・・・ハードなナイトバス
ルンビニ観光を終え、宿で出発まで休憩させてもらい
カトマンズに向けてナイトバスで移動です。
18:30ルンビニ発、6:00カトマンズ着予定。
出発場所は、到着したとき同様、
ルンビニ・バザールを聖園側に抜けた通り沿い。
時間がもったいなかったので、ホテルの人に手配してもらいました。
しっかり手数料がのって、800ルピー。
後でカトマンズのバス会社の人に聞いたら
ローカルバスが560、AC無しツーリストバスが650、AC付きが800ちょっと。
(会社にもよりますし、雑談混じりに聞いたので、多少誤差があるかもですが。)
私のバスは、AC無しで800なので・・・。
まぁ、当然自分で取りに行った方が安かったですよね。
それでも、宿の人がバス停まで荷物を運んでくれ
中に入って席まで確認してくれ
バスの上、ではなくちゃんと荷物入れにスーツケースを入れてくれました。
いい宿だったな〜。
MAYA DEVI GUESTHOUSE、オススメですよ!
そんなこんなバスはルンビニを出発し
カトマンズへ向けて走ります。
途中休憩が、まぁ多い多い(笑)
ただでさえ、映画が流れたり、音楽がなったりと騒々しい車内。
なかなか寝付くにはキビしい。
休憩中、暇なのでバスを撮ってみました。
車内は、そこそこリクライニングが倒れる
足下はそれなりに狭めな4列シートバスです。
ウワサには聞いてましたが・・・
途中からの山道が、激しい!
崖すれすれ、川すれすれの未舗装道路を突き進みます。
もう、車酔いとかのレベルじゃなく
あっちこっちぶつかって痛い!
私は、寝れない。
とてもじゃないけど、寝れない!
なぜ隣のネパール人は、熟睡できているのか!?(笑)
細い一本道、夜中の大渋滞を抜け
カトマンズへ着いたのは、予定より2時間半遅れての8時半でした。
14時間の長旅でした。
は〜、カラダ痛い!
という訳で、ここからしばらくカトマンズ滞在です!