【世界一周113日目:ジョージア】クタイシ観光&ジョージア家庭料理♪

ジョージア滞在5日目のブログです。

 

クタイシ2日目のこの日。

 

前日の飲み過ぎにより、午前中はダウン(笑)

 

午後から市内観光に出かけ

ランチもディナーも家庭料理をごちそうになった1日です!

 

 

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※GEL=ジョージア ラリ

 

ジョージア家庭料理でランチ♪

衝撃的な二日酔いで始まったクタイシ2日目。

ヘロヘロになりつつも、お昼前に起きると

 

「大丈夫??」

とケラケラ笑うファミリーと、遊びにきていた親戚(笑)

 

「お昼ごはん一緒に食べる〜?」

と、何事もなかったかのように、ママ。

 

 

目一杯迷惑かけたのに、みんな優しくてありがたかった!

元はといえば、ここの家のチャチャが原因ではあるけれど。

 

 

せっかくの家庭料理。

全然二日酔いは残っていたけれど、逃すわけには!!

 

と食い気根性をふりしぼり(笑)

一緒にランチ作りに参戦。

 

 

この日のランチは、ツァマリニ?とかいう

ジョージア流のハンバーグ

 

 

ママが準備していたのは

カタマリ肉からお家で挽く、フレッシュなお肉♪

 

お肉は鮮度が命!とパパが今朝マーケットで買ってきたという塊肉を

ママが丁寧に切って、挽いていました。

 

パン粉もこれで挽いちゃうみたいです。

 

 

切りたて、挽きたての材料たち。

刻んだハーブはコリアンダーとディル。

もうこれ見てるだけで、美味しくない訳ないと思いますよね!

 

丸めたお肉を、手のひらで転がして小判型に。

まねして転がして作ってみました。

結構楽しい♪

 

フライパンでお肉を焼いて

 

 

同じくハーブをたっぷり入れたトマトソースも作り

 

 

マッシュポテトもたっぷり作って

 

 

完成♪

 

 

ハーブたっぷりのトマトサラダに

 

 

ジョージアパンとチーズも

 

なんて幸せランチなんでしょう♪

 

 

二日酔いはどこへやら…とまでは言わないまでも

 

なかなかヘビーなランチではあるものの

ハーブ&スパイス、やっぱり食欲をそそるんです。

 

お肉は言うまでもなくジューシー♪

 

我ながら、なかなか強靭な胃を持ってるなと(笑)

しっかり完食しました、ごちそうさまでした!

 

 

 

音楽とミュージカルの街クタイシ

お昼ゴハンを食べ終わると、

息子っちが仕事先へ連れて行ってくれました。

 

向かった先は

パペット劇場。人形劇ですね。

 

前日から、ミュージカルに伝統民謡、

そしてこの日は人形劇。

 

 

なかなか自身のチョイスではしなさそうな経験。

 

 

州立の劇場もさることながら

街中の小さな劇場が、連日お客さんで溢れかえるって

ステキな文化ですよね。

 

 

こんなマーケットの並びに、いきなり劇場。

 

 

ママと子供が一緒に買い物することを見込んでのディスプレイなのか?

マニキュアの上に立つ、スパイダーマン(笑)

 

 

せっかくなので、人形劇を鑑賞。

子供たちの邪魔にならないように、一番後ろの席で。

 

 

と思っていたら

子供たち、人形劇に大興奮(笑)

立ち上がって、一緒に歌うわ叫ぶわ。

 

劇の途中なのに、係のおばちゃんが

「座って見なさ〜い!!(怒)」

と席を歩いて周る始末。

 

 

なんか、でも、

一生懸命集中して劇を見て、興奮して

すごく楽しそうで元気なキッズ、微笑ましかったです。

 

 

日本だと、もう小学生ぐらいだと・・・

人形劇より、ゲームとスマホと習い事・・・かな?

 

 

子供の数が多いこともあると思うけど

なんか健全だな〜、としみじみ思ったのでした。

 

 

劇の内容は、ジョージア語なのでもちろん分からずでしたが(笑)

 

 

 

クタイシの教会を訪れる

クタイシには、古くからの教会がたくさんあります。

郊外にある有名ドコロは、追って別の日に。

 

この日は、中心部にある教会へ足を運びました。

 

 

まず最初は、宿からすぐのところにある教会。

ხარების ტაძარი

・・・読めませんね、英語表記が見つからず(笑)

 

おそらくKharebisという教会ではないかと思うのですが。

 

 

近かったので、なんとなく行ってみたみたんですが

 

 

アーチの天井から差し込む光と、

ブルーと茶色のコントラストが美しい教会でした。

 

 

リオーニ川沿いに建つ教会は

川沿いの紅葉と共に、美しい景観を作り上げていました。

 

 

川を渡って、もう1つの教会に向かいます。

丘の上に建っているBagrati Cathedral(バグラティ大聖堂)です。

 

 

丘の上・・・なので、やっぱり待っているのは階段です。

 

 

ちょっと登りますが、丘の上からは市内を一望できます!

 

 

こちらが、登りきると見れるバグラティ大聖堂の姿。

緑の屋根と、夕日でオレンジ色に照らされた外壁がまた美しい!。

 

 

11世紀初頭に建てられたというこちらの教会。

現在の姿は、近年修復されたものだということで。

 

 

一度は世界遺産にも登録されたこちらの教会。

過度な修復が、修復の域を越え

ざっくり言うと、元の教会とはもはや別物という判断が下り

世界遺産リストから抹消されるという異例の事態となったのだそう。

 

 

教会入口に、修復前後の写真や、修復時の構造図などがあるのですが

ちょっとこの写真じゃ分かりにくいんですが・・・。

 

以前の写真と比較すると

昔の構造を基盤に、近代的デザインを取り入れて増築した

とも言えるような建物ではあります。

 

 

現在も、これはこれでキレイですけどね。

修復、と呼ぶには、確かにやり過ぎた感は多いにあるかと。

 

 

聖堂内部はこんな感じです。

 

これらが廃墟と化していたとは、想像しにくい美しさ。

 

歴史的価値の側面で賛否はあるのかもしれませんが

礼拝の場として、廃墟がまた信仰の場として使われるようになったのは

やっぱり喜ばしいことなのではないかな、とも。

 

 

クリスチャンでも評論家でもないので

感想はこの辺りで。

 

 

外には、街を見下ろせる位置に大きなクロス。

 

 

だんだんと日は落ち・・・

 

 

ライトアップされた教会が浮かび上がります。

 

世界遺産として云々は、ちょっと複雑ではありますが

これからもこの街の象徴として、愛されていく教会なのだろうと思います。

 

 

 

クタイシのマーケット

アルメニアからジョージアのトビリシまで

スーパーにしか行ってなかったんですが。

 

久しぶりに、街中に大きな市場を発見♪

テンション上げて、散策してみることにしました!

 

 

訪れたのは、tsentraluri vazari(Village Market)

リオーニ川、Red Brige(Tsiteli Khindi)付近にある巨大マーケットです。

もう暗くなってから行きましたが

まだ結構な数のお店が開いていました。

 

 

まずはお野菜コーナーから。

葉物、根菜、柑橘類、チリとバランスよくなんでも揃いそう。

 

ジョージア料理によく登場するナスは

大きくまん丸でつやっつや!

 

 

こちらも、よく使われるマッシュルーム。

大きめマッシュルームが、日本の倍くらいのロットで売られています。

 

 

果物も豊富。

ブドウは1kg4〜5GEL、200円前後といったところ。

そりゃ、この値段と収穫量なら、ワインも生産盛んで安くなるし。

家でブドウウォッカのチャチャ作っちゃったりもしますよね(笑)

 

 

たくさんのハーブは、もはや言うまでもなく、ですね。

煮込み料理とかサラダとか、ペーストとか

ほぼ確実に使われてますしね。

コリアンダー、ディル、パセリなど

フレッシュハーブてんこ盛りの、幸せな図です♪

 

 

お次は、スパイスやナッツ類。

スパイスの種類はそこまで多種多様というほどでもないんですが

香りのいいスパイスを選んで、ハーブとの合わせ技で使われています。

単体だけでなく、ジョージア特有のMIXスパイスも売られています。

 

 

スパイスだけでなく、ベリーやプラム系も種類豊富。

右側のボトルは、ジョージアのプラムソースTkemali(トケマリ)

先日お店で食べたのは緑だったんですが

MIXするベリーやプラムによって、赤とか黄色のものも

 

 

そして、ナッツも豊富。

このブログでも何度か紹介しましたが、クルミを使った料理が多いです。

 

 

ということで、こちらもクルミを使ったものなんですが

ジョージア各地で見られるこの棒状のもの。

チュルチュヘラと呼ばれるスイーツです。

 

 

中を割るとこんな感じ。

中に詰まっているナッツは、やっぱりクルミ。

クルミの周りを、ブドウジュースと小麦粉を混ぜたもので

コーティングして乾燥させたものです。

 

 

香ばしいクルミがおいしくて。

外側は、スイーツとは言っても、そこまで甘くはなく。

やや甘酸っぱい感じ、かな。

 

 

何本か買って、小腹がすいたりしたときに

ちょっとずつ食べてました。

 

 

そしてそして、忘れてはいけないチーズ

ジョージア料理になくてはならないこのフレッシュチーズ。

絶妙な塩気と酸味、脂っこくない感じがたまらないんですよね。

 

この後、今日の夕飯でも登場します♪

 

 

 

もう夜だったので、お肉やお魚はほぼ店じまい。

ケースの中にしまわれていました。

 

 

そういえば・・・

ジョージア滞在中に、魚、一度も食べませんでした・・・。

 

内海ですけど、黒海には面してますからね。

お魚は食べられるんです。

でもやっぱり、お肉メインですけどね。

 

 

周辺諸国と近いようでいて

かなりオリジナル性も強いジョージアの食材。

 

美食大国なのも納得、なマーケット散策でした。

 

 

 

ディナーはホームメイドの伝統料理!

マーケット散策を終え、

夕飯どうしようか悩みつつ、一旦宿へ戻りました。

 

 

いつも通り、速攻でコーヒーを淹れてくれるママ。

 

 

英語が話せないママとは、

Google翻訳とジェスチャーで会話をしていたんですが(笑)

 

 

マーケットに行ったという話から

買ってきたスパイスについて色々聞いたり

ジョージア料理についてちょっと話したりしてる中で

 

 

「イメルリはもう食べた?」と聞かれ・・・

 

 

まだ食べてないとの私の返答に

ママも、そこにいたパパも驚きの表情。

 

「クタイシ来て、イメルリ食べてないなんて!」

「絶対食べなきゃ!!」

と。

 

そして

「夕飯まだなら、今から作ってあげる!」

と、もう夜の9時だったというのに

大きなボールを出し、オーブンを温め

私のためにイメルリを作ってくれたのでした!

 

 

ジョージアに旅する人は、一度はおそらく食べるだろう

ハチャプリという郷土料理があるのですが。

 

ジョージアのチーズを使ったパンのことで

作り方や名称が地域によって違うんです。

 

 

ここクタイシのハチャプリはイメルリと呼ばれ

パン生地の中にチーズが入っているタイプのものです。

 

 

小麦粉にイーストを混ぜて

 

 

大量の溶かしバターを投入

 

 

発酵させてパン生地を作り

ヒョウ柄に囲まれた白いビニールの中で発酵中(笑)

 

生地の中にジョージアチーズを入れて

 

 

平らな円形にしてオーブンで焼き上げたら

 

 

シンプルにして、最強においしいイメルリの完成♪

 

 

焼きたてイメルリ、もちろん中のチーズはとろっとろ!!

生地もチーズも最高においしい!

 

ほわっほわの生地に、とろっとろなチーズが入ったイメルリを

あっつあつで食べる至福の時♪

 

 

ママがいっぱい焼いてくれたので

いっぱいいただきました(笑)

 

 

幸せいっぱいディナーを満喫して、この日は終了。

 

 

次回ブログも引き続きクタイシです!

 

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