【世界一周97日目:イラン】想定外の民泊!地方都市ハマダーン

イラン滞在12日目のブログです。

5日間滞在したイスファハンを後にし

夜行バスで次の街ハマダーンへ向かいました。

イランの次の目的地はアルメニア。

ということで、イスファハンから北西方面へと動くことに。

途中の街なので、ちょっと立ち寄り予定、だったハマダーンが

思いがけない方向へ・・・。

結局、ハマダーンは2泊3日の旅となりました。

ですので、今回からしばしハマダーンのブログとなります。

(1$=35,000Rls 2016年10月時点)

バス車内で夜襲に・・・(笑)

イスファハンでホストファミリーに見送ってもらい

乗り込んだハマダーン行きの夜行バス。

私の隣は空席・・・だったんですが。

発車後間もなく、思いがけず占拠されることに。

突如前方の席から

どえらいイラン美人

なんかスゴイ勢いで移動してきまして・・・

そりゃ、男性なら嬉しいシチュエーションでしょうけど。

こちらが求めてるのはイケメン・・・いや、問題はそこではなく(笑)

隣に座っていいかと聞き(ながらもう座っていた)、間髪入れずに

マシンガントークを乱れ撃つ彼女。

「英語話せる?あ、話せるのね!よかった〜!

あなたがバスに乗るのを見て、外国人ツーリスト見つけた!

ってウレシくなったの!それでね、運転手に、外国人乗ってるわよね?

どこの席に座ってるの?隣は空いてる??って聞いたの!!そしたら、

空いてるって言うじゃない!!席移っていいかって聞いたらいいよって言うから

移ってきたの♪私ハマダーンに住んでて、今テヘランから家に帰る途中なんだけど。時々用があって

テヘランに行くことがあるの。親戚へのお土産がすごく重たいのよ〜。でね、わ・・・(略)

不意打ち(笑)

深夜バス車内に響き渡る、爆音超速の英会話。

流暢な英語を話す、ハマダーン在住の彼女は

一回り年下で、英会話教室の先生。

海外旅行未経験の彼女は、外国人と英語で交流をしてみたくて

長距離バスに乗るたびに、ツーリストが乗っていないかチェックをしていたとのこと。

有名観光地でもない、ハマダーンという地方都市行きのバスで

適当な外国人ツーリストと遭遇することは…あんまりないのかも。

そんな中、バスに乗り込んできた女性単独ツーリストの私は

彼女が狙っていたターゲットそのものだったわけで・・・。

飛んで火に入る、ジャパニーズ。

長〜〜い雑談は割愛して、結論を言うと、彼女のオファーは

「ゼヒ家に泊まりにきて!!!」

というものだった。

一通り話し終えた彼女は、満足したのか

完全に頭が冴えてしまった私を置いて、とっとと就寝(笑)

曖昧に返事はしたものの、しばし、冷製に考えてみる。

さすがに、勢いで行くにはいかがなものか。

知らない人には、ついて行け。

の精神で結構動いてはいましたが(笑)

ブログを読んで、どこでも誰でも安全だと思われてもキケンなので。

一応、ちゃんと人は選んで判断してる、ということは

お伝えしておきたく(ユルいかもですが)。

いちいち書きませんが、アヤシいのは断ってますからね(笑)

きちんとした身なりに、イランの地方育ちなのに流暢な英語を話す教養。

持っていたピカピカのスマホ(と見せてくれた写真)。

親戚へのお土産にと抱えていた、高級工芸品(市場で値段チェック済)。

無防備に貴重品バッグを放り出して、即寝(笑)

きっとええとこのお嬢に違いない、と踏んでみた。

朝6時半、バスターミナルへ到着したとき

迎えにきていたパパの車は、ボロボロのイランの車ではなく

ピカピカの日本車(マツダ)。

・・・ま、信用してみよ(笑)

まぁ、出会いなんて、こんなもんで。

(やっぱりユルい?)

半ば強引に連れ去られるかのように、流されるがまま

ハマダーンでの民泊が決定

どこに行くのかも分からないまま車は走り

到着したのは、市内中心部のオートロックマンション。

お部屋には、イランの工芸や豪華家具がレイアウト。

なんかわかんないけど、やっぱり大丈夫そうだ。

と、とりあえず一安心(笑)

お宅に到着早々、

朝食を振る舞っていただきまして(写真撮りそびれ)

「お菓子食べて!」

「ノド乾いてるでしょ?ジュース飲んで!」

「アイスもあるから、食べて!!」

と、怒濤のおもてなしを受け(笑)

シャワーを貸してもらい、

薄着の私に服まで貸してもらって

(ハマダーンは標高1,850mと高めでちょっと寒かった)

2泊3日のハマダーンステイは始まりました。

ハマダーンの偉人を知る!

ハマダーンという街は、ここに来る目的のある人以外にとって

正直、そんなにメジャーな観光地と呼べる場所ではないところ。

イスファハンのホストには、

アリサドル洞窟というところが有名だよ!

と教えてもらったんですが。

洞窟ツアーにそこそこ費用がかかることと

イスファハンの洞窟で遭難しかかったばかりだったので、パス(笑)

ということで、プランは滞在することになったお宅の彼女にお任せ。

ハマダーンの偉人の霊廟に連れて行ってもらいました。

ハマダーンきっての偉人。

イブン・スィーナー(ibn Sīnā)

ラテン語名ではアヴィセンナ(Avicenna)という人です。

生まれはウズベキスタンのようですが、

イランで異彩を放ち、ハマダーンで没した彼のお墓が

この地に存在します。

ちなみに、中へ入るには

ここでもイランあるあるの外国人料金が存在します。

(200,000Rlsです。)

なんですが、「私に任せて!!」

と彼女がイラン人チケットを2枚買って、しれっと入れてくれました(笑)

イブン・スィーナーですが、

彼は偉大な哲学者であり、また医者でもあり、政治にも精通し、

科学者でも作家でもあって・・・

他にも、とにかくなんでもできてしまった超天才

イスラム世界において、最高の知識人とされているそうです。

そんなハマダーンのスーパースターが存在していたとは

これまたお勉強不足な私は、つゆ知らず

素直に「知らない」と言ってしまったんですが・・・

「は!?知らないの?世界中の人が知ってる有名人なのに!!」

と言われてしまった・・・(笑)

ゴメンナサイ。。。

ということで、この方が偉人イブン・スィーナーさんです。

歴史の教科書…とかに載ってたんじゃないかと…(みなさん覚えてます?)

こちらが霊廟の外観。

霊廟の中には、お墓を囲む様に柱が建ち

中心にある墓石には、コーランの一部が刻まれています。

全景の撮影ができなかったので、模型の写真ですが

霊廟とモニュメントだけでなく、博物館も併設していて

彼の歴史や、使っていた医療用具、薬学関係の資料など

様々な展示を見ることができます。

ホント、知らない(たぶん学習したけど覚えてない)とか

失礼いたしました。

イランの歴史を、また少し、お勉強。

ハマダーンのカフェは・・・

霊廟を見た後は、カフェでまったり。

おススメのカフェに連れて行ってもらいました。

イランスタイルのチャイハネスタイルでチャイを飲むのではなく。

連れて行ってもらったのは、コーヒーが飲めるカフェ

もちろん、イランでもコーヒーが飲めないわけではないですが。

圧倒的にチャイ率が高いので、久しぶりのコーヒータイム。

お店の雰囲気も、いわゆる落ち着いたおしゃれカフェ。

イランのコーヒーってどんな感じかな?

と思っていたんですが。

提供されていたのは、アメリカンスタイルか

トルコスタイルのコーヒーでした。

国家間ではアメリカとは犬猿の仲だけど

イランの若者は、結構アメリカンスタイルなおしゃれカフェがお好き。

本当に久しぶりの

インスタントではない豆を引いたコーヒー。

お茶請けのチョコレートも付いてきました。

濃いめのコーヒー、おいしかったです。

で、彼女が何を頼んだかというと

フタをされて出てきたこちら。

・・・ハーブティーです(笑)

やっぱりあんまりコーヒーは飲まないようで。

2杯で140,000Rls

$4と、オシャレカフェにしてはリーズナブル。

久しぶりのカフェタイム。

お茶は好きだけど・・・イランのお茶はおいしいけど・・・

やっぱりたまにはコーヒー飲みたいよね(笑)

ハマダーンは陶器の街?

先にも少し書きましたが、これまでイランで訪問した都市ほど、

ハマダーンは観光地としては有名な街ではありません。

なぜこの街に寄ることにしたかというと。

ハマダーンは陶器の街と聞いたから。

訪れた土地のマーケットで、数々の美しいイラニアン食器を見て

食器欲しいな〜、という思いもあって、この街に寄ってみたわけです。

が、着いた後で気付いたんですが。

街中のお店にそんなに陶器が並んでるわけでも、

それらしい工房とかがあるわけでもなく。

よくよく聞いてみると、陶器生産が盛んなのは、

ハマダーン市内ではなく、ハマダーン州にあるラリジンという街

だったそうで・・・。

ハマダーン州なので、ハマダーンであることは間違いないんですが。

そうとは知らず、意気揚々とハマダーンの市内にやってきた私。

ま、もう今さらの話(笑)

でもイランももう終盤。

やっぱり、食器は買いたかったり・・・

という旨を伝えてみたところ、

市内に食器が安く買える卸問屋的ショップがあるよ!と。

お父さんが連れて行ってくれました♪

買い物に夢中になりまして・・・

場所も写真も撮りそびれ・・・

とりあえず、ハマダーン市内にも

卸価格で買えるお店は存在しますよ、という薄い情報で失礼します・・・。

後付けですが、購入した食器の一部を撮ってみました。

本当は、青の陶器がこの地では一番有名らしいんですが。

そうとは知らず、違うの買ってきちゃいました・・・

ただ、奥のワイングラスも、ハマダーンの伝統デザインらしいです。

アルコールを飲まないイラン、活用は・・・するのかな〜?

これにカップと小鉢1つずつを付けて

全部で350,000($10)という破格で購入できました♪

陶器目的でうっかりハマダーン市内に来てしまった人は

卸のお店を探してみるのも手かもしれませんね。

(場所情報なくて申し訳ないですが・・・。)

ハマダーンの伝統料理でディナー♪

お買い物が終わった後は、お待ちかねのディナータイム!

この日は、お父さんがおススメのお店へ連れて行ってくれました。

もちろん、しっかりごちそうになってます。

お父さん、ありがとう♪

連れてきてもらったのは、外装からしてとてもキュートなこちら。

Dareta Restaurant & Cafeというお店です。

割とこじんまりとしたお店で

アットホームな雰囲気がとてもよかったです。

伝統料理が食べられるお店とのことで、

オーダーは全部お父さんにお任せしたところ・・・

あれもこれもとしこたま頼んでくれまして。

お肉と炭水化物ガッツリ目のてんこ盛りディナーとなりました。

最初に運ばれてきたお料理はこちら。

サラダと、イランのピクルストルシー

そして

白米と、ピラフと、おこげ的パリパリのお米。

お米の量、多すぎじゃない?(笑)

こちらのパリパリおせんべいみたいなのも、お米。

イランには、ごはんを炊く時に敢えておこげを作る調理方法があります。

これはTadig(タディグ)と呼ばれ、

鍋底のゴハンをおこげにしたり、ジャガイモやレタスなどの野菜を敷いて

お米と一緒におこげにしたりして楽しみます。

このパリパリが、なんとも香ばしくておいしい♪

おこげ文化のある日本人なら、きっと楽しめる食感だと思います。

お肉は、トマトやスパイス、チャナ豆と一緒に煮込んだもの。

てんこ盛りのフライドポテトが付いてきましたが

これをさらにゴハンにかけて食べるという・・・。

適度にスパイシーでこっくりなので

ゴハンはものすごい進むんですが

これだけでスゴイボリュームです・・・。

まだまだお料理は続きます。

ちなみに、全部で3人前です(笑)

手前左側は、Sardashiと呼ばれる

ハマダーンのトラディショナルケバブ

昔はお肉を石で叩いてミンチにし

スパイスを多様しないシンプルな焼き方をしていたそうなんですが。

今は、さすがに石で叩いたりはしないそうで(笑)

スパイスもしっかり使われていて、味わい深いお味になってます。

右側のお野菜は、中に具材を詰めて焼いたドルマというお料理。

イスラム圏の国々でよく見るお料理です。

こちらのお店のお料理は、パプリカとポテトの中に

トマトなどの野菜とひよこ豆、スパイスを炒め煮にした具材が入っていました。

どれも、本当においしい。

でも、そろそろオナカの満腹感がヤバい(笑)

続きまして、奥に移っているシチューのようなもの。

Kooftehとよばれる、ミートボールを煮込んだもの

(コフタ、コフテ、キョフテなど、各地で色々な呼び名があります)

小さなミートボールを煮込んだものの方が有名かとも思いますが、

ハマダーンや、この後訪問するタブリーズという街では

このおっきなミートボールを煮込む調理法が伝統なのだそう。

ミントをはじめとするハーブを練り込んだお肉の中に

ゼレシュク(イランの木の実)やナッツ、プラムなどが入っています。

日本のバクダンおにぎりみたいに、割ったら中身が具沢山!!

これを、トマトベースのソースで煮込んで完成。

お肉だらけになった私の取り皿(笑)

お皿上部のお肉のカタマリが、Koofteh。

割った中から、赤い鮮やかなゼレシュクが出てくるのがイランらしいですね。

このお料理、実は密かに

タネの部分にお米も練り込んでありまして・・・(笑)

フルーツのサッパリ感を吹き飛ばす、

お米も詰まったどっしりなお肉が、なかなかヘビーな一品。

写真の隅にちらほら写ってますが

お米だけじゃなく、ちゃんとナンもサーブされてます。

米、小麦、豆、イモ、炭水化物制覇です(笑)

ナンに乗せて食べたのはこのお料理。

braniと呼ばれるナスのペーストです。

ヨーグルトが混ぜられた、コクはあるけどやさしいお料理。

お肉の合間の、この優しさがたまらない(笑)

とんでもない量になっちゃいましたが

せっかくだからたくさんイランの伝統料理を、と

色々オーダーしてくれたお父さん、ありがとう♪

顔出しOKということだったので。

バスで私を襲撃した美女(笑)と、超やさしいパパ。

ちなみに、後ろのアート的なのは

旧字体のペルシャ語で書かれたポエムだそうです。

はちきれそうなオナカを抱えて、お店を後に。

腹ごなし、にもならないくらいオナカいっぱいだったけど。

帰り道にライトアップしたモスクが見えたので、寄ってもらいました。

Emamzade Abdollah Mosqueです。

モスク自体がライトアップされている・・・のもそうなんですが

モスクの周りに張り巡らされた電飾もスゴイ(笑)

外壁の装飾タイルの中心に描かれているのは

絵柄ではなく、文字を型どったものだそうで。

一つひとつ違う文字で構成されていて、大切な意味を成しているのだそう。

入口にフリーで使っていい、大きなスカーフが置いてあって

入っても大丈夫とのことだったので、中も少しのぞかせてもらいました。

お祈り中の方がいたので、写真は控えましたが

中の作りは、外の電飾に比べるとかなりシンプルな造りでした。

バス車内から始まった長い1日は、これで終了。

次回も引き続きハマダーンです。

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