【世界一周140-141日目:ルーマニア】ブラショフ 中世の街並とクリスマス♪

ブラショフ滞在3〜4日目のブログです。

 

前回は、盗難届出して、

ゴハン食べて終わってしまったので(笑)

 

ここからちゃんとブラショフ観光です!

 

 

市内、ではなく近郊を中心に

中世から残る建物や街並を見て回りました。

 

 

クリスマスシーズンのブラショフと

ルーマニアゴハン&お酒もいつも通りご紹介します!

 

 

(1RON=¥27 2016年12月時点)

RON=ルーマニア レイ

※ルーマニア通貨は単数だとレウ

 

 

 

ドラキュラの館 ブラン城へ!

ブラショフ郊外にある、

ブラン(Bran)という街まで出かけてきました。

 

 

目的は、かの有名な小説「ドラキュラ」に登場する

ドラキュラ城のモデルとなったブラン城を見に行くこと!

 

 

・・・とは言っても

別にドラキュラの小説を読んだわけでも

映画を見たことがあるわけでもないんですが。

 

 

宿スタッフに教えてもらうまで知らなかったし(笑)

ま、そんなもんです、ミーハーゴコロで行ってきました。

 

 

ブランへは、バスで移動しました。

 

ブラン行きのバスは、Autgara 2 Brasovという

中心地から北西方面にあるバスターミナルから出ています。

 

中心部にある、泊まっていた宿から1.5kmほどだったので

バスターミナルまでは徒歩で。

ここからブラン行きのバスに乗ります。

バス代は7レイでした。

 

 

ブラン城の敷地の横を通る道路沿いのバス停で下車。

バスを降りると、柵の向こうにブラン城が見えています。

 

 

バス停に、ちゃんと時刻表もありました。

本数があまり多くないので

帰りのバス時間は、着いた時にチェックしておいた方がいいかもです。

 

 

入口までの通りには、お店が立ち並んでいました。

ここを抜けた先に、チケットカウンターと入口があります。

 

入場料は35レイでした。

オーディオガイドのカウンターがあったんですが

閉まってたので、ちゃんと貸し出しあるのかは不明です。

 

 

ドラキュラ城もクリスマス。

 

 

入口までは、坂道を登ります。

 

 

到着しました、ブラン城!

 

 

お城は、普通に中世の巨大邸宅といった感じ。

 

 

室内も、クリスマス仕様。

 

 

当時こんな使い方をされていた・・・的解説が

各部屋に掲示されていて、室内もきれいにレイアウトされています。

 

 

そう、ドラキュラ城のモデルになったからといって

別に中がおどろおどろしいことになっているとか

そんなハナシでは全然なく。

 

 

歴代王家や貴族が住んでいた時の

家具や装飾品が展示されてるだけなんですけどね。

 

中世の、本物の王冠だったり

 

甲冑があったり

 

 

あとは、秘密の通路と呼ばれる

隠し通路?みたいなのがあったり

 

 

あとは、ちょっと外に出れたり、

 

 

 

回廊があったり

 

 

古井戸が残っていたりと

ドラキュラ云々ではなく

中世のお屋敷探検をした、という感じでしょうか。

 

 

ドラキュラには、実際にモデルになった人物がいます。

 

15世紀に実在した、ヴラド三世という人で

オスマントルコの兵士を串刺しにするなど、その残虐性から

串刺し公とも呼ばれた人です。

 

 

が、実際彼がここに住んでいたわけでもない、とのことのようで…。

ドラキュラ小説というのも、あくまで彼の家名、というかあだ名の

「ドラクル」というのを利用して書かれたフィクションだそうです。

 

 

なんか、もうちょっと伝説とか逸話とかあるのかと思ったら

関連性すらあるんだかないんだか、といったお城でした。

 

 

中世の建築物に興味のある方には、いい場所かもです。

 

 

個人的には、お城よりも

行きのバスで仲良くなったスペイン人に

ビールおごってもらえてよかったな♪という感じでした(笑)

 

なんなら、この後スペイン行った時に

がっつりお世話にもなった、ありがたい出会いの場だったブラン城。

 

趣旨違うけど、行ってよかった(笑)

 

 

 

ルシュノフの要塞と雪景色

ということで、ブラン城を後にして

再びバス停へ戻りました。

 

ブランからブラショフ行きのバスに乗り

途中のルシュノフ(Râșnov)という街で途中下車。

 

ブランからルシュノフまでのバス代は5レイでした。

 

 

ブラショフとブランのちょうど中間辺りにある街です。

 

 

宿のスタッフに、「ここの要塞がカッコイイよ!」

と言われたので行ってみることにしたんです。

 

 

ということで、バスを降りて向かったのは

Rasnov Citadelです。

 

 

街中を抜けて、あのRASNOVの看板の上にある要塞を目指します。

ちなみに、ルーマニアの街では

このハリウッドみたいな看板を見かけることがしばしばあります(笑)

 

撮りませんでしたが、ちゃんとブラショフにもありました。

 

 

要塞まで上がるケーブルカーだか

ロープウェイだかがあるんですが

 

 

動いてませんでした(泣)

 

 

ということで、要塞に向けて坂道を登ります。

 

 

坂を上り、要塞のふもとの駐車場まできたところで

料金所みたいなのがあったんですが。

そこにも誰もおらず・・・。

 

 

駐車場にあったレストランで聞いてみると

「今日閉まってるよ」との回答。

 

 

え〜・・・ここまで来て・・・(泣)

 

 

せっかく登ってきたので、せめて雰囲気だけでもと

とりあえず上まで行ってみることに。

 

 

入口まで行って、やっぱり開いてないのかと

城壁の周りをウロウロ・・・

そしたら

 

要塞の上に人影が見えたんです・・・!

 

 

もしかしたら、と思って入口へ行ってみたら

扉が少し開いていて、中に係員のようなおじちゃんが。

 

 

「あっちでチケット買ってね」と、

小さいチケットカウンターを指差すおじちゃん。

 

 

・・・開いてた。

やってるんじゃん!もう!マジでガセネタ勘弁してほしい!!

よかった・・・うっかり帰るトコロだった・・・。

 

 

でチケットカウンターで入場料12レイを支払い

再び中へ入りました。

 

 

入口付近には、案内板と

 

 

その横に、顔ハメ

テンション上げて行けば、中世の騎士の顔ハメ写真が撮れます(笑)

単独で撮る勇気なく、スルー。

 

 

で、見えてきたのが、雪化粧をまとった要塞!

いや〜、寒かった(笑)

 

 

ここから、要塞内部へと入って行きます。

こちらの要塞は、13世紀に作られたものと考えられていて

先にも書いたように、ここはブランとブラショフの中間地点、

ブラン方面からブラショフに向かう侵略軍の通行ルート上に位置していました。

 

 

そのため、この要塞は、この地の

この地の住人が身を守るために居住した場所でもあるそうです。

 

 

ですので、要塞内には、かつての住居だった建物が多く残っています。

 

 

歴史の中で侵略や火事、地震などでの崩壊もありながら

それぞれの時代で重要な役割を果たし続けてきた要塞で、

 

19世紀のハンガリー、オーストリア侵攻時に使用されたのが

砦として利用された最後だったそうです。

 

 

その後一度荒廃したものを、20世紀半ばに修復し

現在の姿に至っているということです。

 

 

と、いうことで、中へ入ります。

 

 

外から見ると一見強固ですが

内側は、普通の民家にかなり近い建材での質素な作り。

 

 

中は細い通路に当時の民家や学校、教会などが

廃墟と貸しつつも、それなりに状態を保って現存しています。

 

 

人はいないけど、こうやって見ると普通の小さな村といった感じ。

 

 

もちろん要塞内なので、

民家の脇に大砲が設置されていたりしますが。

 

 

おそらく鍛冶屋だったのではないかというところには

壁にディスプレイがの設置も。

 

 

ここは・・・なんの後なんでしょうかね?

ディスプレイなのか、無造作に並べてあるだけなのか・・・。

 

 

こちらは、ちょっとした逸話が残っている井戸。

17世紀に侵略軍に城塞が包囲される中、水源を敵軍に押さえられ

内部の水資源が枯渇したことにより作られた井戸だそうです。

 

捕虜だったトルコ人に命じて、17年間もの間掘らせたもの

その壁面には捕虜が掘ったとされる、コーランの一説が残っているとか。

 

 

ここは、多分見張り場だったっぽいところかな?

外が一望できる窓があるだけのスペース。

 

 

人は全然いなかったけど、ネコはやたらと多くて

 

 

当時の大砲は、今ではネコの遊び場

 

入り放題(笑)

 

 

丘の上に建っているだけあって、

どこからでも街が見下ろせます。

 

 

要塞内中心部にある砲台とルーマニア国旗。

 

 

ここからの眺望はパノラマ♪

連なる山並みと

 

 

夕日が沈む白銀の街並です

 

 

夕焼けに染まる空と共に、要塞を後にしました。

 

 

 

日も落ちて、街に戻るともう真っ暗。

ルシュノフの街もクリスマスイルミ♪

 

 

ライトアップされた要塞と街並、

そしてハリウッド的看板。

短時間の滞在だったけど、

とりあえずちゃんと要塞入れてよかった!

 

 

再びブランのバス停に戻り、

バスでブラショフまで帰りました。(バス代4レフ)

 

 

 

ブラショフのクリスマス!

ブラショフに戻り、こちらでもクリスマス気分を味わいに♪

あちこちライトアップされていてきれいでした!

 

 

まずは、ライトアップした官公庁。

こちらは市役所

ちょっとちっちゃくてゴメンナサイ・・・。

 

その向かいにある州政府事務所もキラキラ

 

 

ここからレプブリチイ通り(Strada repblichii)へ入り

レストラン、ショッピング街を抜けた先に

 

 

時計塔のある広場があります。

ライトアップされた時計塔に、大きなクリスマスツリー♪

規模はそこまで大きくはありませんが

クリスマスマーケットもやってました!

 

 

ルーマニアのX’masマーケットも、

小さなかわいい小屋が並びます。

 

 

サンタクロースなど、X’masグッズのお店や

 

 

果物のコンポートが並ぶお店

 

 

もちろん、お肉のお店もあります。

必須アイテムですからね(笑)

 

 

ただのイベントじゃなくて、キリスト教徒にとっては

もちろん神聖な行事ですからね。

ちゃんと展示もありました。

ちなみに、ルーマニアは国民の90%が

ルーマニア正教を信仰しているのだそうです。

 

 

巨大なクリスマスツリー、きれいでした♪

寒いけど、外、超さむいけど!!

(滞在中の気温-7〜-14℃・・・!)

 

 

でも街中を歩いてるだけでウキウキする

クリスマスシーズンのブラショフでした!

 

 

 

レストラン&ルーマニア料理♪

この間入ったレストランも、前回同様

レプブリチイ通り(Strada repblichii)にあるお店。

 

ホントたくさん飲食店あるんですよ、この通り。

迷っちゃいます。

 

 

で、訪れた1軒目は、

Mado Cafe Restaurant

 

店内はこんな感じです。

こちらは2階席、結構お客さんで賑わってました。

 

 

今回もビールから。

URSUSというルーマニアビール。(7.5レイ)

ルーマニアは、国産ブルワリーのビールが多いですが

こちらのURSUSは、海外メーカーに買収されたり提携したりしてない

ブカレストが本体の、生粋ルーマニアビールだそう。

 

 

ということで、もう1杯。

URSUSのダークビア♪(7.5レフ)

黒ビール、好きです。

苦すぎず、甘すぎず、スッキリだけどコク有りでよいです。

 

 

オーダーしたお料理は、

前回ブログにも書きましたが、違うお店でも食べた

トキトゥラ(Tochitura)というお料理。

お肉の煮込み料理ですが、前回より結構グレービーな感じでした。

 

真ん中で分かれている理由は

片方がビーフ、片方がチキンのW盛りだから♪

 

W盛りを頼んだんじゃなくて、デフォルトがコレだったんですけどね。

 

 

中心にあるのは、前回同様

ママリガ(mamaliga/ポレンタのようなお料理)と、その上に

半熟目玉と、テレメア(telemea/ルーマニアチーズ)を乗せたもの。

 

 

なんか、大学の学食とかにありそうな、ジャンク爆盛り系ですよね(笑)

 

 

全部で550gだそうです。

食べてやりましたよ、全部(笑)

お肉柔らかくて美味しかったです!

 

 

 

この時期のブラショフ、外寒すぎたので

宿へ帰る前に、1杯ホットワインを♪(8.5レイ)

おっきなカップに果物ゴロゴロで出てきました。

 

 

ガッツリメニューもしっかりありましたが

ちゃんとおつまみ的一品料理も色々ありました。

 

店員さんも、サバッとしつつも気さくな感じで

雰囲気カジュアル、明るめのお店でよかったです。

いつも通り、オナカパンパンです〜!

 

 

 

そして次は、ブラショフでのラストディナーで行ったお店。

 

 

 

Ambasadorというレストランに行ったんですが・・・

どうやら、閉店してしまったようです、残念。

 

お店の中も、落ち着いた感じでよかったんですけどね。

お客さん、誰もいませんでしたけど(笑)

しっかりした感じのレストランだったんですけどね。

 

 

お店情報は書いてもしょうがないので

お料理&お酒のご紹介と、参考価格まで。

 

 

まずは、ルーマニア定番になってきた感じの

Ciucビール(8レイ)

 

 

そして、オーダーしたのは

ルーマニア料理代表格の1つでもある、

サルマーレ(Sarmale)。(20レイ)

厚切りベーコンが乗っちゃってて、

ちょっとわかりにくいんですが

ロールキャベツのようなお料理です。

 

 

酢漬けのキャベツで、ブタひき肉を巻いて煮込んだお料理。

こちらのお店のは、中にポテトも入ってボリューム満点でした。

 

 

普通のキャベツで巻くより、

ビネガーさっぱり感があって、私こっちの方が好きです♪

 

 

グラスワインも1杯いただきました。(11レイ)

 

美味しかったんですけどね〜、ここのお料理・・・。

 

 

このレストランはもうないみたいですけど

サルマーレ、おススメ郷土料理です!

ルーマニアに行ったらゼヒトライしてみてください♪

 

 

 

次回は、ブラショフを離れて

シギショアラという街に移動します!

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