トルコ滞在12日目のブログです。
トルコの旅もいよいよ終盤、
イズミールから、最後の滞在先イスタンブールへと移動しました。
イスタンブールでは、先にヨーロッパサイドに滞在した後
アジアサイドに移動しています。
ということで、今回はイスタンブール、
ヨーロッパサイド滞在初日のブログになります!
(1TRY=¥32.9 2016年11月時点)
TRY=トルコ リラ
イズミールからイスタンブールへの移動
イスタンブールへは、夜行バスで移動しました。
度々ですが…、iphone消失による写真無しですので
移動方法、概要だけサクッと。
利用したのは、アンタルヤからの移動同様
PAMUKKALE社のバスでした。
チケット購入場所は、オトガル(バスターミナル)ではなく
バスマーネ駅付近の環状交差点にある、PAMUKKALE社のオフィスです。
金額は、トルコ滞在中最高額の80リラでした。
オトガルまでは、バスマーネのオフィスから
PAMUKKALE社のセルビュス(乗客向け無料ミニバス)で移動しました。
ちょっと高いですが、個人的にこの会社が一押しです。
企業トラブルで質が落ちてしまったMETRO社より
オフィススタッフもバスドライバー・乗務員もしっかりしています。
イズミールからイスタンブールまでの所要時間は、約8時間でした。
イスタンブールのオトガルから市内中心部へは、
他都市と同じく距離があったので、セルビュスを使っています。
宿から一番近いところで、とお願いしたら
降ろしてもらったのは地下鉄Aksarayの駅周辺、
イスタンブールの観光の中心となるエリア付近でした。
イスタンブールの安宿
すみません、こちらも写真ナシですが。
リンク貼ってます。
今回泊まったのは、
キャッスル ホステル(Castle Hostel)というところ。
6人ドミでの宿泊で、1泊20リラでした。
女性用ドミもあります。
朝食は別料金、10リラでしたが
量もしっかり、美味しくて、その辺のお店で食べるより安いです。
部屋は清潔で、スタッフも親切。
共有スペースも広くてよかったです。
個人的にはプラス評価なのですが
宿のスタッフやオーナー、他のツーリストが
共有スペースで夜な夜な飲み会をやってることが多かったです。
私は、毎晩しっかり参加してましたが(笑)
情報収集や、楽しく交流する場としてはとても良いのですが
あまり他の人と関わりたくない、という人には、
共有スペースは使いにくいかも(特に夜)。
立地もバツグン、旧市内観光にはもってこいですが
入口がやや分かりにくいのと、
階段なのでスーツケースだとちょっとツラいです。
立地と価格を考えると、
イスタンブールでこのレベルは合格点じゃないかと思います。
イスタンブールの観光地はめんどくさい
はい、もう書いちゃいましたが。
これは、女性と男性で意見の分かれるところかもしれませんが。
実際、旅中で会った男性ツーリストに聞くと
イスタンブールは美しくて本当にいいところだった!!!
という感じの意見が多かったので。
まぁ、トルコ人がしつこいなんていう話は、
日本人女性には有名な話でもありますが。
正確に言うと、トルコ人で全般ではなく、トルコ人男性。
もっと言うと、イスタンブールのヨーロッパサイド。
さらに詰めれば、ヨーロッパサイドの観光の中心、スルタンアフメット地区。
ここで、日本語が話せるヤツなんかは、本気でウザい。
客引きとナンパが入り乱れている感じ。
誤解の無いように書き添えると
男性も含めて、親切なトルコ人もとてもたくさんいます。
むしろ陽気で親切な人が多いとも思います。
親日×女好きという意味では、全体的にナンパは多い国だとは思いますが(笑)
観光中心地以外では、そんなに鬱陶しい思いをすることはありませんでした。
イスタンブールのヨーロッパサイドを除けば
滞在した他の街も、不快な思いをしたことは基本的になかったんですけど。
この、イスタンブールの観光地を少し歩いて
このエリアを観光する気が失せました。
観光客相手に全然ガツガツしてなかった、イズミールとのギャップもありまして。
ということで、この日の観光は
だんだん市内中心部から遠ざかっていきます(笑)
まずは、行ってみました、
イスタンブール観光のメイン、スルタンアフメット地区。
とりあえず、いつも通りツーリストインフォへ。
ここに来るのも一苦労。
インフォ周辺でも
「どこ行くの?インフォ行くの?何が知りたいの??」
「どこ観光したい?僕が教えてあげるよ。」
「インフォ行かなくてもいいでしょ。案内してあげるから」
などなど、などなど。
振り切っても次から次へ。
観光前からイライラがつのる。
とりあえず無事インフォに入り、
若干やる気の無いスタッフに、情報をもらって出る(笑)
やる気はないけど、害のない安全スポット。
そして、戦場へ。
・・・ではなく、スルタンアフメット・モスクへ。
おお!デカイ!キレイ!!
通称ブルーモスクとも呼ばれ、
世界で一番美しいモスクとも言われるこちら。
世界遺産にも登録されています。
向かい側には、現在博物館となっているアヤソフィア。
いや〜、さすが、すごいわ〜!
と、テンション上げてモスクに行こうと思ったら・・・。
残念ながら、行ったタイミングがお祈りの時間に重なっており
入ることができませんでした。
こちらのモスク、観光客にとってもメッカですが
観光モスクではなく、厳粛なお祈りの場ですので
お祈りの時間は、観光客は中へ入ることができません。
また後で来ればいいや、と思っていたんですが。
いえ、正確には、また戻っては来てみたんですが。
結局、最後まで中には入らず・・・。
礼拝の日とされる金曜ではなかったのに
午前に行っても、午後に行っても
数メートル置きに、
「今お祈り中だから入れないよ」
「お祈り終わるまで、違う場所見に行こうよ」
「ニホンジン!ワタシニホンゴベンキョウ・・・(略)」
ウザい、とにかくウザい。
避けても無視してもついてくるし。
・・・もうゲンナリ。
結局、どの時間が本当のお祈り時間で
誰が本当のことを言ってて、
誰がよくある、入れないよ→絨毯屋へ、みたいな客引きで
誰がただのナンパや暇つぶしなのか
まるでわからなかった、わかりたくもないカオス。
「もういい!モスク興味ない!!!(怒)」
と、3度目にして、もう見ないと決断。
世界遺産を目の前にして、入らず。
もういいや、と、中心エリアを離れました・・・。
モスク周辺ぶらり
で、モスクを離れまして、まずはモスク横の
スルタンアフメット広場(ヒッポドローム)から。
ローマ時代に、競馬場だったところです。
モスク前と比べて、一気に人がいなくなりました(笑)
いくつもの歴史的意味を持つモニュメントが並んでいます。
手前のブルーのネジネジ(笑)は
SERPENT COLUMNと呼ばれるもので
ローマ時代に創られた、青銅でできた柱です。
Serpentとは蛇の意味。
ネジネジは蛇の胴体で、かつては柱の上部に頭も付いていたのだとか。
ちなみに、地中に埋まるようにして建っているのですが
掘ったのではなく、
柱が建っているところがかつての地表の高さなのだそう!
こちらは、OBELISK OF THEODOSIUS。
テオドシウス1世によって、
紀元前15世紀に建てられたという古い古いオベリスク。
元々は古代エジプト、カルナックの
アメン大神殿というところに建てられたものが
イスタンブールまで運ばれてきたものだそうです。
大理石で出来た台座には、レリーフもちゃんと残っています。
続いて、こちらはWALLED OBELISK。
コンスタンティヌス7世のオベリスクとも呼ばれるこちらは
ローマ時代に建てられたもので
元々は青銅のものだったそうですが、十字軍の略奪により
現在は石積みのみが残っています。
そして、GERMAN FOUNTAIN。
これは先のオベリスクと異なり、比較的新しいもの。
とは言っても、19世紀のものですが。
ドイツの皇帝、ウィルヘルム2世により寄贈されたもので
トルコとドイツの友好の印という、政治的意味合いの強いものだそう。
天井の裏側は、豪華な金の装飾が施されています。
で、広場を見てからモスクに戻り、再度撃沈し・・・
この周辺を離れました。
微妙に客引きがいるお土産屋さん通りを抜け
道ばたでカーペットを広げてる人たちや
坂道とネコさんぽ
で、ランチに向かいました。
サッパリ軽めなメゼランチ
なぜ軽めかと言うと、朝結構しっかり食べてたからで。
本当は紹介したかったんですが、
例のごとく、写真&情報紛失です。
一応、トルコの朝食定番料理なので
写真をお借りしてご紹介。
朝食で食べたのは、トルコ風スクランブルエッグ
メネメンというお料理。
(picture from All About)
宿のスタッフもちゃちゃっと作っていた
手軽な朝ごはん料理です。
ちょっとスパイシーな半熟スクランブルエッグ。
朝食にしっかりメネメンとエキメキ(トルコパン)、
トルココーヒーを胃に納め、
夜行バス疲れからか、あまりガッツリ料理に気が向かず。
で、やって来たのがこちらのお店。
Sokullu Restaurantというところ。
・・・暗くてゴメンナサイ。
天井にカラフルなランプがいっぱい下がっていて
電気点いたらキレイなんだろうな〜と思ったんですが。
(実際、後でwebサイトを見つけて、写真見てびっくりw)
お客さんがいないからか、ランチタイムはそうなのか、
終止ランプは灯る気配なく・・・。
内装は、素敵だったんですけどね。
グリルとかも色々あったんですが
メゼ(前菜)の盛り合わせの小さいサイズ(13リラ)があったので
これでちびちびやることにしました(笑)
いつも通り、ビールはEFES(12リラ)で。
ヘルシーなメゼとセットで出てきた
エキメキ(パン)の量がスゴい(笑)
今回のメゼはこんな感じ。
ロカンタ(食堂)とも、レストランともちょっと違う
おしゃれカフェメニューみたいな感じでした。
オリーブ×トマト
ディル×ヨーグルト
キャベツ×ヨーグルト
ニンジン×ヨーグルト
ピクルス×ヨーグルト
ヨーグルト三昧な感じで(笑)
これにそれぞれハーブが入ってました。
全体的に優しいお味。
これにワイン(13リラ)も追加しまして
いつもアホほど食べてますからね。
たまにはさっぱりランチでした。
再訪はしませんでしたが、
メニュー的に、夜行ったらよさそうなお店だと思いました。
釣り人と、夕日と
1日ゆるい感じでゴメンナサイ(笑)
明日はしっかり観光します。
ということで、中心地をさらに遠ざかり
夕飯は漁港があるというクムカプエリアにしようと思い
そこから近い海沿いに出てみることにしました。
もはや全然観光地らしさのない幹線道路
道路の拡張工事や、新しい駅の建設をしていました。
まだまだイスタンブールは大きくなるんですね。
どこかに漁市場とかないかな〜と思ってるうちに
海沿いに出ちゃいました。
何燃やしてるのか、たき火中の人たちや
やっぱりここにも、ネコ
トルコはどこに行ってもネコが多いです。
そして、海沿い定番の釣り人。
ここは、ちょこっと釣れてるみたいでした。
この辺までくると、普通に陽気なローカルのおじちゃんがいる感じ。
これまでの他都市同様、自然な笑顔と
英語話せないけど、気さくに何かしら話しかけてくる
のん気な釣り人おじちゃんたちに安堵。
地元の若いコも、海沿いでのんびりしてました。
対岸に見えてるのは、スルタンアフメットエリア。
何気に、ここからの景色が結構よかったです。
うるさい客引きもいないし。
行きそびれたスルタンアフメットモスクに
Sokollu Mehmed Pasha Mosqueもきれいに見えました。
漁船と、穏やかな内海、マルマラ海に沈む夕日も。
なんか、喧噪を離れてリラックスできました。
よかったよかった。
クムカプエリアの端っこディナー
しっかりのんびりして、生き返ったあとは
マルマラ海沿いから広がる、
クムカプ(Kumkapi)というエリアへ。
ちゃんと調べてなかったのがいけないんですが(いつも通り)。
漁港の街と聞いて、もう少しローカルちっくな感じを想像していたら。
ゴリゴリのレストラン&バーエリアでした。
しっかり観光客向けのお高めレストラン街。
通りの照明は、雰囲気あってキレイですね。
この辺りが中心かな?
このエリアを象徴する、お魚の噴水。
ここから放射線状に、
まだまだすごい数のレストランが立ち並んでいます。
さすが首都イスタンブール。
これまで行った他の都市より、お値段設定高めで撃沈。
で、あっちもこっちも高いので・・・
雰囲気のある照明がある通りを抜け。
一応照明はあるものの、点灯もしてない端っこへ(笑)
なんとなく入ったので、お店の名前を控えそびれまして・・・
お料理だけ紹介します。
とりあえず、運ばれてきたメゼ。
・・・んですが、イマイチピンとくるものがなく
アラカルトのオーダーだけにしました。
まずはビールを頼みまして。
お次のオーダーはブドウの葉のサルマ。
何度かブログ内でも登場してますが
ブドウの葉でお米やトマト、ハーブなどを調理した具を巻いて
オリーブオイルでマリネしたお料理です。
中は具がびっしり、結構大きめです。
ちなみに、トマトやピーマンなどに具をつめたものがドルマ。
ブドウの葉やキャベツなどで巻いたものをサルマといいます。
そしてもう1品、お魚のフライ。
トルコのお魚フライは薄衣でサクッと揚げてあって食べやすい♪
2品とビール2杯で45リラ。
観光レストラン街では、まずまずのお値段だったでしょうか。
この後、宿に戻って、
宿スタッフと他の宿泊客と、宿の共有スペースで飲み。
トルコ定番の、ひまわりの種をバカほど分けてもらって
晩酌してこの日は終了。
翌日は、もうちょっとちゃんと観光しましたよ!
ゴハンも、いつも通りがっつり食べます(笑)
次回も引き続きイスタンブール、
ヨーロッパサイドのブログです!