イラン滞在4日目のブログ。
現在地は変わらず、ブラジルのリオです。
この日は、2泊したシーラーズを離れ、
次の街ヤズドへとバスで移動しました。
ヤズドへの移動・安宿・レストラン情報です!
(1$=35,000Rls 2016年10月時点)
早起きはめっちゃ得!幻想的なピンクモスクを見に行こう!
シーラーズ最後の日。
ヤズドへ移動する前に、最後のシーラーズ観光。
朝ちょっと早起きして、
「マスジェデ・ナスィーロル・モスク」へ行ってきました。
モスクがピンクがかったタイルで造られていることから
「ピンクモスク」とも言われています。
ピンクベースのタイルに、ブルー基調のデザインが施された
小さいけれど美しく、可愛らしいモスクです。
が、このモスクが有名なのは建造物だけではなく
朝限定で見れる幻想的な世界があるから!
ハイ、朝ニガテですけど、がんばって早起きしましたよ〜。
感動の世界への入口は、モスクの右手にあります。
ちなみに、こちらのモスクは有料(150,000Rls)です。
が、払ってでも入る価値のあるモスクの一つだと思います!
中へ入ると、そこは…
ハイ、きました!こちら!!
ステンドガラスから差し込む朝日が
モスク内部に美しい光の世界を創り出しています!!
鮮やかなペルシャ絨毯の上に落ちる、
これまた鮮やかなステンドガラスの模様。
ピンク基調の柱や天井が、光の差し込む空間を
柔らかく印象付けるステキな世界♪
日の光はどんどん明るくなり
ムスリム女性が照らされる姿、ステキすぎました♪
当然太陽は動きますので、
ステンドガラスから日が差し込むのは朝の時間帯のみ!
モスク自体も素敵ですが
せっかく行くならゼヒ早起きして朝訪問することをオススメします!
シーラーズからヤズドへ!
最後のシーラーズ観光を終え、次の街、
ヤズドへ向かうためバスターミナルへ。
到着したときは歩きましたが、
やっぱり遠かったので、今回はタクシー移動。
途中までバスで行って、そこから歩くということもできるんですが
ローカルバスからターミナルも、1km以上あるので。
ホテルで、バスターミナルまで50,000Rlsと言われて
ホテルのスタッフに呼んでもらって乗ったのに
100,000Rls請求されました…。
「50,000Rlsって言われたんだけど!!」
って抗議したら、
ドライバーのおっちゃん、怒りだす始末。
「他のドライバーにも聞いてみろよ!100,000Rlsだ!」
って言って、周辺ドライバーに同意を求め始める。
関係ない客引きとかまでいっぱい集まってきちゃって
面倒くさくなりそうだったので、100,000Rls払って終了。
物価上昇の激しいイラン、どっちが正しいのかはよくわからないけど
やっぱりメーターのない国のタクシーはイマイチ信用ならず。
とりあえず、無事バスターミナルに到着。
客引きはたくさんいるので、早く出発しそうな会社を探す。
15分後に出るというバスがあったので、値交渉開始。
今回は夜行ではなく、日中移動。
6時間と乗車時間も短いので、VIPではなくノーマルのバスをチョイス。
言い値260,000Rls。
高いから他の会社にする、と言うと
あっさり200,000Rlsまで下がりました(笑)
イランは値交渉文化のある国。
バスも宿もタクシーも買い物も、言い値で払ったら大損こきますからね。
バスチケットの写真は撮ってたんですが
相変わらずペルシャ文字がさっぱり読めやしませんので
会社名を控えそびれてしまいました、ゴメンナサイ。
乗ったバスはノーマルタイプですが
日本で言えばVIPクラスの広さのバス。
快適です♪
11時半発予定のバスは、20分遅れて発車。
途中15時頃に1度休憩を挟み、ヤズドのバスターミナルへ到着。
いつも通りですが
バスの扉の前に、スゴイ勢いで群がるタクシーの客引き。
とりあえず、この波に巻かれるのはキライなので
群がる客引きを押しのけて、一旦バスを離れます。
既に日は落ち、暗くなっていました。
目星を付けている宿はあるものの
シーラーズで宿探しに迷走したこともあり
さて、どうしたものかと思っていたところに
1人の客引き登場。
目星を付けていた旧市街の宿までの金額を聞くと
言い値は120,000Rls。
周辺の一般人に聞き込みしたところ、旧市街までの相場は100,000Rls。
(やっぱり事前に調べていた金額よりは上がっていましたが)
コレを伝えると、じゃぁ100,000でいいよ、みたいな。
それでも、思っていたより高かったので
誰かとシェアしたいんだけど・・・
とボヤくと、
「分かった!他の客捕まえてくるからロビーで待ってて!!」
と入ってきたバスへ猛ダッシュ(笑)
結局旧市街へ行くお客さんが見つからなかったようで。
申し訳ないから、と80,000Rlsに値下げしてくれました(笑)
のほほんとロビーで待ってただけなのに
値下げまでしてくれて、ホントいいドライバーさんに当たりました。
当たりを付けていたホステルはあったものの
このドライバーさん、実は某ホステルのお抱えドライバーさんだったようで。
タクシー兼ホステルの客引き担当。
聞いた限り、立地も価格も良さそうだったので
とりあえず提案されたホステルに連れて行ってもらうことに。
これがまたまた大正解♪
ステキな宿にたどり着くことができました!
チャイハネでのんびり♪ヤズドの安宿
ということで、中を見て即決したヤズドの安宿。
旧市街の雰囲気ある街並の中にあるホステル。
地図情報が、これまたiphoneと共に消失してしまったのですが…
宿でもらった地図によると、ココ。
上記のリンクから住所は検索できます。
ドミトリー、朝食込みで1泊350,000、$10でした。
ドミトリーは、まぁ普通ですが
キレイに掃除されていて、広いし2段ベッドとかでもないので
結構快適に過ごせました。
wifiは、超速でもないけれど、ブログの更新もできるレベルで問題無し。
朝食も豪華♪
ってなんでスプーンとかメインで撮ってしまったのか…。
豪華さがイマイチ伝わらず、ゴメンナサイ…。
イラン定番の朝食です。
ナン、タマゴ(オムレツだったりゆで卵だったり)、チーズ、キュウリ
オリーブ、フルーツなどのビュフェ。
内容は日によってちょっとずつ違ったりもしますが。
野菜も果物もとれるし、オナカいっぱい食べられます♪
チャイとコーヒーは、朝食時だけでなく終日フリー。
(コーヒーは時々切れてましたが)
イランはみんな1日中チャイ飲んでますからね。
宿泊客も、いつでも熱々のチャイを飲むことができます♪
ちょっと英語のアヤシいスタッフもいますが
基本的に誰かしら英語が話せる人がいます。
そして何より気に入ったのが
広くてlovelyなチャイハネ空間♪
この当たりのホステルだと、珍しくもないみたいですけどね。
写真に収まっていない部分にも、広いチャイハネがいっぱい。
靴脱いで、ゆったり足伸ばして、チャイ飲んでまったりできる幸せ空間♪
チャイハネを囲むように部屋があって、
みんな部屋ではなくチャイハネでまったりするので
自然とツーリストもスタッフも集まって会話も弾み
旅情報も聞けるし、グローバルに友達いっぱい作れる
ホントにいい空間でした。
外観は、ちょっと分かりにくいんですが
宿の通りに入る曲がり角にサインがあります。
夜になると見えにくいんですが
ネオンサインが光ってるので、遠くからでも目印になります。
夜の入口はこんな感じに
やっぱり、ちょっと分かりにくいんですけどね。
でも立地は、観光名所やレストラン、マーケットなど
歩いて数分で行けるところがほとんどなので、よかったです。
ちなみに、あんまり大きな声では言えませんが
とか言いつつ書いちゃいますが(笑)
ココのホステルは、部屋だけじゃなくチャイハネでもスカーフ外すの許可してくれますよ!
ダメなところも多いみたいですからね。
やっぱり、だいぶ楽チンでありがたかったです。
1度だけ、お隣某大国のお客さん団体(クリスチャンの方々)が
朝5時からホラ貝演奏付きのお祈り大合唱を、1時間以上、毎日繰り返すという
この旅の中でもなかなか稀な珍事件により
警察が呼ばれて、慌ててスカーフを被るということはありましたが(笑)
ツーリストにもスタッフにも恵まれたステキ宿。
まだ新しいホステルです。
ヤズドに行くなら、ココはオススメ!
ヤズド郷土料理ディナー♪
無事に宿へチェックインし、街歩きをしないまま夜になってしまったので
この日は宿の人に教えてもらったレストランでディナー。
旧市街の入り組んだ中ではなく、表通りへと向かいました。
整備された街並、お店が立ち並び夜でも明るいです。
Cafe & Restaurant Fookaというお店。
ちょっとお高め、ツーリスト向けレストランです。
周辺で安そうなところも探したんですが
イマイチ分からずこの日は断念。
夜景が(ちょびっと)見える、ルーフトップのチャイハネで
ディナータイムとなりました。
残念ながら、後ろのモスクは修理中でしたが…。
それでも、気持ちのいい落ち着いた雰囲気の空間でした。
ルーフトップだけでなく、当然室内にも席はあり
中庭テラスみたいなところもありました。
建物スゴすぎて、どんな高級レストランを紹介されたのかと思いましたが。
ツーリストプライスですが、特別高くもないお店です。
店員さんのサービス精神も満載。
頼んでないけど、いっぱい写真撮ってくれました(笑)
メニューを見ていたところ
ヤズドの郷土料理的なものを発見!
オーダーしたのは、コチラ。
豆とイモ、お肉のシチュー。
なんですが。
何のお肉だと思います??
ムスリム国なので、当然豚ではないんですが。
正解は
ラムとラクダ、でした。
ま、砂漠地帯ですからね。
ラクダも食べますよね。
あくまで郷土料理というだけで
ローカルの人がいつもラクダ食べてるとかではないんですけどね(笑)
これに、ノーマルライスと、イラン定番のサフランライス。
いつも通り、ビールとセット。
っぽくしてみましたが。
当然、ノンアルコールビールです・・・
アルコール禁止のイラン。
ノンアルコールビールは、どこのレストランにも大抵あります。
ラクダのお肉は、特に臭みなく。
柔らかお肉と、まろやかな豆の煮込み、美味しかったです。
サフランライスの香りもよし。
これで、本物のビールが飲めたら最高だったんですけどね…(泣)
お値段全部で210,000Rls
お酒飲まなければ、$6程度でこんなにステキなお店でゴハンが食べられます(笑)
この日は、これにて終了。
明日はヤズド旧市街観光です♪