​ 【世界一周78日目:ウズベキスタン】世界遺産の街ヒヴァに浸る!〜滞在2日目〜

ウズベク滞在6日目、ヒヴァ2日目のブログです。

 

現在ポルトガルはLagosという街から、南スペインSevillaへバスで移動中です。

 

 

天気のいい海沿いの美しい街Lagosで

久々に、食あたりになりまして…。

 

39度越えの発熱に、1晩モンゼツしました。

 

えぇ、1晩だけ。

治しました、気合いです、気合い(笑)

 

 

ですが、さすがに1日延泊しまして

ようやくスペインに戻ってきました。

 

 

ヨーロッパ滞在も、とりあえずのところあとちょっと!

 

 

ということで、ブログ続けます!!

 

 

(1$=6,200スム※闇レート 2016年10月時点 です。)

 

今日はしっかりヒヴァ観光!!

こちらはやや二日酔いでギリギリ稼働の中

案内してくださるというJICA隊員の方のお迎えを受け、なんとか街へ繰り出しました(笑)

 

 

メインどころの説明は、ちゃっかり引用させていただいて

前回ブログに記載してますので、それ以外の場所を追記で書きたいと思います。

 

 

まずは、ムハンマド・アミン・ハーン・マドラサ

西門を入ってすぐ、カルタ・ミナルのお隣の建物です。

昔神学校だったところで、学生の寄宿舎が併設されていたところです。

現在はホテルとして利用されていて、宿泊することも可能です。

 

シャワー設備など、色々改装はしているようですが…。

 

昔の建物そのままなので、雰囲気はありますが、窓がちっちゃくて暗かったり

快適かどうかは別物そうですが(笑)

 

世界遺産に泊まる、という貴重な体験のできる場所ではあります。

 

 

 

続きまして、キョフナ・アルク。

ハーンの宮殿だったところです。

内部にはハーンの執務室や応接室、夏冬用のモスクにハーレムなど

小さな街のようになっていたのだとか。

 

ちなみにハーレムの入口は、ハーンが誰の部屋に向かったか分からないよう

各部屋の入口同士見えないようになっていた、とか。

 

確執が起きないように配慮、ですかね。

 

 

 

続いてこちらは・・・ただの住宅です(笑)

ちゃんと街として稼働している世界遺産の街、

ちょっと歩けばすぐ住宅地。

 

ちなみに、伝統家屋の多くは、写真2階部分のようにたくさんの「突起」が出ています。

これ、家を建てたときに使ったがそのまま飛び出てるんだとか。

 

デザインのようなもの、らしいです。

 

 

 

そして再びマドラサ。

ちょっと見えにくいかもですが、

門の周囲に緑の「リボン」のような形のタイルがたくさん埋め込まれています。

こちらも、鮮やかカラーのキレイなウズベク伝統のタイル。

 

欲しい方は、街中で買えます(笑)

 

 

 

そして昨日に引き続き、一旦東門外のマーケットへ。

 

 

お昼過ぎにはどんどん店が閉まっちゃうので、早めに散策してみました。

とはいえ、すでに朝のピークタイムは過ぎた後だったんですけどね…。

 

 

移動焼き釜発見!

あっちこっちで見かけました。

重たいの移動させて、ちゃんとマーケットで焼きたて売ってるんですね〜。

 

 

こちらは、冬支度用品。

夏暑く、冬は極寒のウズベキスタン。

この大っきなビニールシートで、お家をぐるっと巻いて保温するそうです。

 

 

こちらも冬支度用品。

先ほどのビニールを、この紐で固定するんだそう。

 

 

 

街中でちらほら見かけたこちらの樽。

ビヤ樽かと思っていたんですが(笑)

気になっていた中身は・・・

 

 

炭酸無しのベリージュース

お味の程は…まぁ特別美味しいものでもないかな…

ロシアのものだそうで、定番ドリンクみたいですが…

 

 

 

そして屋台はやっぱり

サモサとシャシュリク・・・定番です。

 

代わり映えしませんし、なんなら毎日のように食べてましたが

意外とシンプルで飽きのこない味、やっぱりおいしそうに見えちゃいます(笑)

 

 

 

再び城内へ戻ります。

 

 

 

こちらはパルヴァン・ダルヴァザ

イチャン・カラの東門です。

古いバザール、ステキな作りですが・・・

 

 

昔は奴隷市場だったそう。

別名奴隷の門とも呼ばれるところだそうで。

今は普通のこぢんまりバザール。美容院なんかも入っちゃってます。

 

 

 

イスラーム・ホジャ・マドラサへ。

マドラサの隣は、ヒヴァで一番高いミナレット

最後のハーンによって建てられたものだそうで、旧市街の建物群の中では新しいもの。

 

別料金(5,000スム)がかかりますが、登れます

夕景が見たかったので、また後で戻ってきま〜す。

 

 

続きまして、パフラヴァン・マフムド廟

こちらは、パフラヴァン・マフムドさんという方の霊廟

哲学者だったりポエマーだったり…の、またまた色々できちゃった有名な方、のよう。

 

緑の屋根が美しいですね♪

 

 

 

こちらは、たまたま遭遇したお誕生日のお祝い。

(たぶんそうだろう、とのことですが)

かわいらしいですね〜♪

ウズベクでは、盛大にお誕生日を祝うんだとか。

一斉にハト放ってました。

 

 

 

ヒヴァの伝統工芸に触れてみる♪

旧市街内の見どころは建物だけではなく

ヒヴァの伝統工芸の職工技術も、じっくり見学できちゃったりするんです。

 

 

こちらは、通りかかった木彫り工芸の作業場。

こちらはウズベク全土ではなく、ヒヴァの伝統工芸だそうです。

 

 

お店の軒先に下がっているのは、飾りではなく「まな板」

ここのお店の素敵「まな板」フォルムに一目惚れ(笑)

 

したんですが、一旦保留にしてスルーしたところ

この後同じようなフォルムのものが見つからず・・・

(まな板自体は旧市街内のどこででも見つけられるんですが)

 

後で戻ったら閉まってまして・・・

翌朝旅立ち前にダッシュで買いに走るという

 

ハイ、無事にお買い上げです(笑)

 

 

伝統工芸のスザニや絨毯の製作過程が見れる

スザニ・センターというところもあります。

 

 

こちらは織物の製作工場。

「トライしてみる?」と笑顔のお姉さん。

フレンドリー♪

 

不器用ですんで、触らずにいきます(笑)

 

 

こちらは黙々と刺繍をするお姉様方。

お上手ですね♪

細かい刺繍を黙々と縫っていらっしゃいました。

 

 

織物、縫い物には天然素材の染物を利用しています。

全部天然の色とは思えない、鮮やかな色合いの糸!

 

 

続きまして、木工製品の見学へ。

 

こちらは、製作途中のチャイハネです。

このステキな木枠が、美しいチャイハネを形作り

長くみんなの憩いの場として使われるわけですね。

 

 

繊細で美しい木工製品

と、ちょっとドヤ顔のおっちゃんは、おそらくただの販売の人(笑)

 

奥で黙々と作業していた人が、造っていると思われます・・・。

お土産も売ってるので、購入もできますよ〜。

 

 

他にも、色んなところで造っている過程が見れちゃいます。

こちらは、ヒヴァナンに模様をつける器具。

デザインは美しいけど、味は・・・だったヒヴァナンを仕上げるものです(笑)

 

1個買っちゃいました。

 

そんなもんナンに使う・・・

 

 

・・・スミマセン、つい。

 

 

ヒマそうにしているラクダちゃんや

 

 

美しいカルタ・ミナルを横目に見ながら

 

 

午前中の観光を終えて、一旦城外へ。

ランチタイムです♪

 

 

ローカルショップでおやつ&ランチタイム♪

ランチタイム・・・の前に

 

午前中案内してくれたJICA職員の方が、

お仕事で離脱する前に、お気に入りのアイスクリーム屋さんに連れてってくれました。

 

 

お店は旧市街の外。

一般家屋の住宅地の中を抜けて行きます。

 

 

 

連れてきてもらったのは、コチラのアイスクリーム屋さん。

写真、ちょっと強面になっちゃいましたが(笑)

気のいいおじちゃんがやっているお店です。

 

 

こちらが作ってくれたソフトクリーム。

しっかり濃厚。

ウズベクの乳製品はオイシいですね♪

 

お値段、なんと1個1,000スム

15円くらいですかね。

 

地元の学生さんとかがよく来ているんだそう。

納得。

 

 

 

順番逆になっちゃいましたが、ソフトクリーム後のランチ(笑)

 

再び城外マーケットまで戻りまして

マーケット脇にある食堂でランチタイムです。

 

 

またいつもの・・・

は、今回は頼みませんでしたよ!(笑)

シャシュリクを眺めつつ、違うお料理を・・・

 

 

テーブルにもメニューあったんですが、

読めないと思って気を使ってくれたのか

 

 

お店のおばちゃん、フェンスに下げてあった大っきな看板を

わざわざ外して持ってきてくれました(笑)

シャシュリク焼いてる台の横に下がってたやつ。

ありがとう、やさしいね♪

 

でも、テーブルの上のメニューにも写真載ってたんですけどね(笑)

 

 

で、オーダーしたのはこちら!

 

ウズベクビール&プロフ!!

って、昨日と一緒でしたね・・・

具材も一緒、ニンジン、カボチャ、タマネギと鶏肉です。

 

 

シャシュリク(串焼)、プロフ(ピラフ)、ラグマン(トマト麺)

サモサ(野菜or肉のパンというかパイというか)、マントゥ(野菜or肉のパオ)

 

 

他にも無いワケじゃないんですが

メインは大体このローテーションだったりするワケです。

 

 

オイシかったですよ、プロフ。

他の地域のより、こちらもやっぱり油少なめ、サッパリめで。

 

 

でも、昨日のお家プロフの方がオイシかったかな〜。

ビール5,000スムプロフ8,000スムでした。

 

 

 

 

温室栽培のあまり普及していないウズベキスタン。

当然、輸入と遺伝子組み換えの宝庫なんてことにはなってませんので

その季節に採れる旬の食材が、当たり前ですがメインになる訳です。

 

 

 

まぁ、それが故に、野菜の種類も調理法も、極めてシンプルだったりするんですが。

 

 

 

プロフのベース食材は、やっぱりニンジンやタマネギですが

この季節が旬のカボチャプロフ。

 

日本のカボチャとちょっと違い、もったり感少なめ。

でも甘みがあって、しつこくなく、オイシかったです♪

 

 

 

ちなみに、旅友オーダーは

やっぱり定番ラグマンでした(笑)

定番ですが、生麺のモチモチ感がとてもオイシい1品です。

 

 

 

一番高いミナレット 登りますよ〜!

再び城内へ。

 

一番高いミナレットの上から

夕景をみるべく、登ってみることにしました。

 

 

内側の螺旋階段をひたすら登って、展望台まで上がります。

 

先にも書きましたが、こちらは有料

 

入口脇にいた係のおばちゃんに5,000スムを支払い

いざ!

 

…と思ったところ

 

係のおばちゃんに呼び止められました。

 

 

「アナタ、そのカッコで登るつもりなの!?」

「デンジャラスよ!デンジャラス!!」

 

 

と・・・

 

 

私は、と言えば

 

 

ロングのリゾートスカート的なものに、

ちょっとヒール、というかソールのあるサンダル

手にはカメラの3脚

 

という出で立ち。

 

 

 

Oh・・・!!

な〜んも考えてなかった・・・

 

 

 

とりあえず登るという私に

「ゆっくりよ!ゆっくり!!」

「特にゆ〜〜〜っくり降りるのよ〜〜!!!」

とおばちゃんの忠告を受け、いざ出発。

 

 

 

入ってみて、納得。

 

段差が急で、踏み幅の狭い階段。

 

途中たま〜に小窓があるだけで、ほぼ真っ暗。

 

螺旋階段がひたすら続くということは

当然踊り場はナシ。

 

 

 

暗闇の中、スソでも踏んづけて1歩踏み外せば

「階段落ち」よろしく転がり続けるしかないのだ!!

 

 

 

・・・普通のカッコしてれば、フツーに登れます(笑)

ちょっと急かな、くらいで。

 

 

 

スニーカー以外で上がる方

 

特に暑い夏場、うっかりサンダル履きとか

ロングのリゾートワンピなんかで登っちゃう方は

きっと同じ感想を抱きますので(笑)

 

スニーカー×パンツスタイルを強くオススメします!!

・・・当たり前だろって、言わないでクダサイ・・・

 

 

 

ということで、三脚をカメラのストラップにぶら下げ

両手を壁につきながら、無事登頂。

 

 

・・・まぁ、上りはなんとか(笑)

 

 

 

ということで、苦労して登った先の景色は(笑)

旧市街を一望できる絶景ポイントだったのであります♪

 

夕日に染まる空と、徐々にライトアップされていく市街の景色が美しい!!

登る価値大アリだと思います!!

 

 

狭い展望スペースでしたが

明るいうちから日が沈むまで、ゆっくり景色を眺めている間

登ってきたのはわずか2組。

 

 

すぐ降りていっちゃったので、ほぼ独占状態でした!

ラッキー♪

 

 

 

ということで、日没まで展望台にいた私たち。

問題は、下り。

 

 

 

小窓から明かりが差し込むこともなく

完全な暗闇

だったわけです。

 

 

夕景見に行かれる方

スマホライトかペンライト、必須ですよ!!

 

 

 

ということで、暗闇をライトで照らしながら

おばちゃんの言いつけをしっかり守り(笑)

 

先の見えない階段を

1段1段まさに這うように

ゆ〜〜〜っくり這いずり下りたわけです・・・。

 

 

 

無事、生還しました(笑)

 

 

 

高いところがキホン苦手なコトもあり

よっぽど力入ってたのか

ここから3日間ほど、衝撃的な筋肉痛に苛まれたのでした(涙)

 

 

 

ま、でも本当にキレイなので

行った際にはゼヒ!登ってみてください!!

 

 

 

旧市街でディナー♪

ということで、ミナレットに登って疲れた後は

(↑気疲れ(笑))

 

旧市街の中にあるレストランでディナータイム♪

 

 

この日は、ミルザボシ(Mirzaboshi)へと出向きました。

 

こちらは昼に撮影した外観。

冬に向けて、ちょうど外側の柱にビニールをぐるっと巻いたところでした。

 

 

団体客の受け入れもしている大きなレストラン。

たぶん一番有名どころなんじゃないでしょうかね?

 

 

家族経営の、とてもキレイでカンジの良いレストラン。

宿も併設しています。

 

 

まずは、ウズベクビールにて乾杯♪

この日のビールは、SARBASTという銘柄。

 

 

スタッフの方が、色々小鉢を持ってきてくれます。

色々な種類のサラダ、好きなのがあれば選んでみましょう♪

今回は、どちらもお野菜、サッパリサラダをチョイスしました。

 

 

こちらはオーダーしたマントゥ

右側の黄色いのがカボチャマントゥ、左がお肉のマントゥです。

モチモチの薄皮、以外とサッパリでおいしい。

 

 

 

そしてコチラが、今回のお目当て

ホラズム地方料理のシュヴィト・オシュ。

香草を練り込んだラグマンです。

こちらのお店の麺は、ディルを練り込んだもの。

 

ヨーグルトとトマトソースを絡めていただきます♪

サッパリした麺料理と、しっかり感じられる香草の香り!!

 

ホウレンソウが練り込まれたパスタとかはよくありますが

あまり香り強くないですしね。

 

 

どれもおいしかったです♪

 

3人で訪問して、1人1皿シュヴィト・オシュをオーダーし

マントゥと前菜、ビールを合わせて

1人25,000スムでした。

 

 

ライトアップされた旧市街を抜け、この日もゴキゲンで宿に戻りました♪

 

 

 

 

次回のブログでは、ヒヴァから次の街ブハラへと移動します!

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